ロッテ怒とうの逆転!とどめだ西岡2ラン

[ 2008年7月9日 22:04 ]

6回、ロッテ2死三塁、西岡が左越えに2ランを放つ

 【ロ7―5日】ロッテが逆転勝ちで3カード連続の勝ち越し。2―3とされた直後の6回、大松の同点ソロに続き、スクイズや西岡の2ランなどで計5点を奪った。大嶺の6回途中までの好投も光った。日本ハムは3連敗、グリンは12敗目を喫した。

 ≪利いた早川初球スクイズ≫最も得意とする攻撃が、最もいい形で出た。
 1点を追う6回。大松が1ボールから右翼へ同点ソロを放つ。この5試合で4発目。「出来過ぎですね」と自分でも驚く一発で集中打の口火を切った。
 続く途中出場の大塚も1ボールから安打。さらに1死一、二塁から安打の今江もストライクはすべて打った。ナインに共通していた攻撃的な姿勢。これが堅守の日本ハムの焦りを招いたかのように、失策で勝ち越し点を奪った。
 投手が代わると、今度はベンチが勢いを加速させる。早川が初球にスクイズを成功。最後は西岡が左翼に豪快な2ラン。これも1ボールからで、安打を放った打者はストライクの見逃しがなかった。
 3カード連続の勝ち越しに「どのチームとも張り合えるいい状態にある」とバレンタイン監督。この打線の調子が続くなら、十分に浮上の可能性はある。

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2008年7月9日のニュース