今年も“がばい”佐賀北いきなりサヨナラ○

[ 2008年7月9日 06:00 ]

<佐賀北・佐賀工>11回1死満塁、前田の左犠飛でサヨナラの佐賀北ナインは優勝を決めたみたいにベンチを飛び出し大喜び。手前はがっくりの佐賀工・西

 第90回全国高校野球選手権記念大会(8月2日から17日間、甲子園)は8日、雨で長野大会全試合が中止になるなど全国12大会で90試合が行われた。佐賀大会では昨夏甲子園で“がばい旋風”を巻き起こして初優勝した佐賀北が登場。佐賀工を延長11回の末に下して辛くも初戦を突破した。9日は福島、南埼玉、滋賀、和歌山大会が開幕。全国17地区で97試合が行われる。

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 【佐賀北4―3佐賀工】今年の夏も“がばい”ぞ。昨夏甲子園で優勝した佐賀北が初戦でいきなり延長11回サヨナラ勝ちだ。百崎監督は「大きく新聞に載るところやったね。“初戦でやられる”って」と振り返ったが、まさに薄氷を踏む思いだった。
 昨夏優勝メンバー6人を残して連覇を目指す初戦。強豪・佐賀工相手に試合は延長戦へもつれ込んだ。3―3の11回だ。先頭の3番・江頭が右中間二塁打。1死満塁として前田がサヨナラの左犠飛。昨夏経験者2人の活躍で決勝点をもぎ取り「あきらめず、我慢していれば絶対に勝てる、と先輩を見て勉強したから」と前田は胸を張った。
 全国を熱狂させた昨夏の旋風も、新チームにとっては重い呪縛(じゅばく)だった。今春県大会は決勝で鳥栖商に1―12で惨敗。今夏のシードも逃したが「どんなピンチにも動じず、強気でいく。先輩たちが残してくれたものが、自分たちにはある」と田中主将。この試合は7安打中、6安打が昨夏メンバーが記録。聖地で受け継いだしぶとさで、1年生中心の投手陣をもり立てた。「2点リードされても慌てず、取り返せるのは昨年の経験があるから」と指揮官。1試合ごとに強くなった昨年の夏。佐賀北旋風の“がばい”第2章が始まった。

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