【北陸艇王決戦】松村、リズム絶好

大舞台での活躍も見込める好素材の松田（右）と調子が上向きの松村（左）
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　新ペラ制度に移行後もコンスタントに優出を重ねてきたが、今年３月の地元戦で久々に優勝を飾ることに成功。約１年ぶりに美酒を味わった。その後も鳴門（【３】）→丸亀（【４】）→三国（【５】）と３場所連続優出を決めるなど、近況は調子の良さがうかがえる。

　「悩んでたところで久しぶりに優勝することができました。リズムは上がってきていると思います」

　調子は上向き。メンタル面が大きく左右することもあるだけに、いい雰囲気でこの大一番に臨めるのは好プレーにつながってくる。特に三国の周年では結果を出せてないだけに、今回はアピールする大チャンス。右肩上がりのリズムで自然と力も入る。２月に行われた近畿地区選では今大会にもヒケを取らないそうそうたる顔ブレが揃っていた。その中で予選を突破した。

　「周年では活躍できていない。今回は上り調子で戦える。２月の近畿地区選では準優に乗れたし、今回もまずは予選を突破することが目標です」

　まずは予選をクリアすることが第一段階。「エンジン差があるのでいいエンジンをゲットしたい」。好機手中ならその一つ先も夢ではなくなる。良機を獲得して大暴れを狙う。