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【宮島G1 宮島チャンピオンカップ】山口、地元タイトル獲りに本気!

地元周年Vを狙う山口剛
Photo By スポニチ

 SGウイナーが27人も初夏の宮島に集結する。ボートレース宮島開設63周年記念G1「宮島チャンピオンカップ」は明日開幕。誰が優勝しても不思議はない超豪華シリーズとあって、いつにも増して白熱の6日間となろう。地元勢がタイトルを渡さないのか、豪華遠征陣が優勝をかっさらうのか。スーパーエース11号機を手にした者がV最短?6日間とも存分にお楽しみあれ。

◎山口「いいンジン引いて勝負したい」

 ここ数年の山口をどう評価すべきか。SGで活躍していないからやや不満?ただ13年のびわこ、15年の浜名湖と児島、16年の大村とG1は勝てている。G1未勝利の14年は期間勝率トップとして後期を走った。

 「去年の大村とか、一昨年の児島とかチャンスがある時はしっかりモノにできていると思います」

 勝負強さこそ山口の持ち味だ。その意味ではきっちりと狙った獲物は仕留めているここ数年の山口は高評価に値する。静かに勝負の時を待ち、その時がくれば逃さない。これが山口のスタイルか。そのために自分に課したテーマもある。

 「モノにするためには、たくさん走らないとダメ。自分のように休みが多く、すぐ勝てるほど甘くない。参加してナンボです。これからはチャンスの見極めを大事に勝負したいですね」

 ここ5年で9本のFを重ねた。休んでいては勘は鈍るし、勝負の時をつかみ損ねるということ。つらい、前期はFなしで乗り切った。走ってナンボというテーマはクリア。勝負の時をつかむ準備は整っている。

 「今年の宮島周年はすごいメンバーだし、こういう相手にタイトルを取りたいというのはあります」

 まずはそう意気込みを語った。ただ“もう一人の自分”はあくまでも冷静。こうコメントを続けた。

 「地元だから勝ちたいとかは言えません。ホント、エンジンを引いてから。みなさんが思う以上に今はエンジン差が大きいんで」

 最近の特にSGは評判エンジンを引いた選手が優勝している。2年前の宮島グラチャンを制した山崎智也もそうだった。とにかく勝負できるパートナーをつかむことができるかどうか。

 「悪いエンジンを引いても予選突破できるように、そしていいエンジンを引いたら勝負したいです」

 抽選の神様はどういう采配をするのか。52分の1で“大当たり”の11号機を引いた時、あるいは他の“小当たり”でもいい。抽選の神様がほほ笑んだ時、息を潜めていた男が勝負に出る。

◎仕事人・石野が頂点に挑む

 近畿地区は“大砲”がわんさかいる。まさに超大型打線。地元広島勢にとっては脅威となろう。五指に余る4番候補にあって、石野こそ近畿の主砲ではなかろうか。昨年はSG2V。グランプリには4回出場して4回ともファイナルに進出している。しかも3年連続ファイナル進出中。タイトルにこそ届いていないものの、ボートレース界のトップに君臨するも同然だ。

 石野の強さはその集中力にある。ONとOFFのスイッチが明確。レースでもそれが前面に出ている。

 「ボクの場合、たとえばピットですれ違っても全く分からないんです。色々考えている時は周りを完全にシャットアウトしてます。目が合ったとしても、たぶん気づいていませんよ」

 “モード”に入った時の強さはハンパではない。昨年勝った二つのSGはどちらも評判エンジン。だからこそいつも以上に勝ちにいったわけだ。宮島でも“モード”に入るのか。良機を手にして、前検日に好手応えを抱けば、怒トウのピンラッシュまで期待できる。

◎ワンダホーな瓜生が躍動

 九州は若手の層が厚い。東海はいわゆる“アラフォー”中心に対して、九州は“アラサー”中心。将来のボートレース界を支えるであろう面々がズラリと並ぶ。そんな若手のホープがレース面、そして人間性の面でも慕ってやまないのが瓜生。精神的支柱でもある。

 昨年は念願の黄金ヘルメットを頭上にかざした。さあ、黄金時代到来―。明けた年始も好調だった。下関周年準V、浜名湖周年4着、児島クラシック6着。SG、G1の優勝戦できっちり賞金を上積みできていた。

 「毎年、調子が上がってくるのは遅いタイプなのに今年は出来過ぎですね」

 そう語っていた瓜生に落とし穴が…。4月の大村G1優勝戦で2本目のF。90日のF休みをくらい、来年2月28日までのG1とG2に出場できなくなってしまった。この宮島、月末のオールスター、10月のダービーで賞金を稼いで、チャレンジカップにつなげるしかない。まさに苦境。そんな状況でも奮闘する背中を若手に示すのが瓜生。それなりの結果も残せるはずだ。

◎“原点回帰”菊地の真骨頂

 東海地区は“アラフォー世代”の層が異常に厚い。中核は池田、赤岩、坪井、菊地、笠原、井口。選手として脂がたっぷり乗った働き盛りのメンバーがズラリと並ぶ。向こう10年、東海地区は彼らが引っ張って行く。そんな中にあって4番的存在はやはり菊地だ。最近のインパクトでは池田、井口をも上回っている。

 最近はエンジンが仕上がる印象だ。元々“レース能力”はトップ級。最近はそのウデにアシが備わってきたか。それゆえSG、G1でもコンスタントに優出。この安定感が年始の浜名湖G1勝利にも結びついた。08年以来の地元周年V。「あの時からだいぶたったけど、今回は力が付いてきた実感がある中で優勝できました」と充実ぶりを語っていた。東海の4番どころか、ボートレース界の4番に届こうとしている。

 前期平均スタートタイミングはコンマ11だった。平均スタート順2・3位というのも菊地らしい。直前のGW戦を制してリズム上々。完全無欠に近づく男が安芸の宮島でドラマをつくる。

◎桐生 地元周年&クラシックV グランプリまで突っ走る

 出場選手は9の倍数ではない52人とあって、関東チームだけ7人の構成になった。それだけ優勝戦1、2着の可能性が低い?いや、そうとも言えない。何と言っても桐生、山崎の強烈ツートップの存在があるからだ。この2人が大車輪の活躍を見せれば、何ならワンツーまである。中でも近況はやや鳴りを潜める山崎に対して、先の児島クラシックを制した桐生こそ、今の関東を引っ張るエースだ。

 昨年のグランプリファイナリストは年始から突っ走っている。1月の戸田周年で嬉しい地元G1制覇。その勢いでクラシックまでぶっこ抜いたわけだ。

 「今年は地元のG1も勝てたし、確かにリズムはいいです。でもこれで気を抜くことなく、グランプリまで一走一走、走りたい」

 勝っても兜(かぶと)の緒は緩まない。続く蒲郡G1、三国G1でも準優は外さなかった。チャンスがくれば、いつでも猛ダッシュできる状態。宮島は4年前にV経験もある。赤鳥居も青ざめるような強烈なレースで沸かせてくれそうだ。

◎絶好調!茅原の時代だ

 中四国も個性派がズラリと並んでいる。なかなか魅力的なラインアップ。その中にあって4番候補は白井であり茅原だ。今回は今年の中国チャンプに敬意を表して茅原に期待しよう。14年のグランプリ王。山をこよなく愛する男がボートレース界の“山頂”を一度は眺めているというわけだ。

 今年は年始の地元戦優勝で弾みが付いた。前記の中国地区選手権も制覇。地元SGで優出も果たした。先月の三国周年も準優勝と高いレベルで安定している。そんな茅原にクラシック直前、直撃アンケート。舟券購入のヒントになる答えがわんさか返ってきた。

 「いつも乗り心地を重視しています。買い時ですか?スタートが決まっていて、3、5コースでいいレースをしている時ですね」

 非常にわかりやすい。今回の宮島でも3、5コースの茅原は調子のバロメーターとなる。是非とも要チェックを。それはともかく宮島は茅原にとってお隣の水面。どのコースでも躍動するに違いない。好調の今こそ、G1をもう一丁だ。

◎先行予想

 SGウイナー27人という超豪華戦とあって、優勝候補をあげてもきりはない。とりあえずスーパーエース11号機を手にした選手がV最短位置に付けると言っておこう。もちろん20号機を手にした選手も楽しみだ。

 そうはいっても先行予想ということで、とりあえず簡単にシリーズを占ってみる。ひとまず地元勢がV戦線の中心となりうるか。何と言っても9人中8人がGWシリーズからの連続斡旋(残る山崎裕司は2節前に斡旋)。調整面の利点は限りなく大きい。エンジンをいち早く仕上げることが可能だ。力量的に市川、辻、山口に期待がかかる。

 今期勝率8点オーバーの白井、峰もやはり有力なベスト6候補とみるべきだ。あと勝率8点に迫るのが田中、茅原、中田。特に4月のまるがめ京極賞でG1初制覇を成し遂げた中田が一皮むけているようなら宮島でも楽しみは大きい。

 あとは記念“定番組”が勝機をうかがう。松井、山崎らドリーム組がその中心的存在。太田、瓜生の前期F2組は休みが未消化とあって、スタートは無理できない。割り引き材料だ。

[ 2017年5月10日 05:30 ]

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