G1周年記念競走展望

【G1戸田プリムローズ】ミス日本GP ボートレース初体験

[ 2016年3月2日 05:30 ]

ボートレース初体験のミス日本GPの松野未佳さん
Photo By スポニチ

 決戦の舞台となるボートレース戸田を「第48回ミス日本コンテスト2016」でグランプリに輝いた松野未佳さん(20)が訪問。普段は入ることができないピットの様子を見学したり、実際に舟券を購入したり、場内のグルメを堪能したりと1日を満喫した。

 ~迫力エンジン音「体の奥まで響く」~
 1月にミス日本コンテストで2804人の頂点に立ってから1ヵ月。まだ初々しさの残る松野さんは戸田公園に降り立つなり「以前テレビでやまと学校(ボートレーサー養成校)の番組を見たことがあるくらいで、ボートレースがどういう競技なのかも知りません。だからすごく楽しみです!」とまだ知らない世界に胸を弾ませた。

 ボートレース場に着いて早速、普段は入ることができないピットを直撃取材。聞こえてくるエンジン音に「体の奥まで響いてくる。すごく大きい音ですね」と興奮を隠せない様子。ボートを間近で見学し、乗艇姿勢は正座であることや、ブレーキがついていないこと、モーターは抽選で決まり、それを選手自ら整備することなどを知り「ボートの乗り方が想像とは全然違った。しかも、ただ乗って操縦するだけではなく、メカニックなことも勉強しなければいけないのですね」と驚いていた。次にそのモーターを整備する整備室を訪れ、実際にモーターを整備していた島田賢人(27、埼玉支部)に質問。島田は、モーターにも馬力タイプや伸びタイプなど色々なタイプがあること、気候や気温の変化によって微調整が必要なことを教えてくれた。松野さんは「モーターってすごく繊細なのですね。それを、全部分解して組み立てなおしたりする技術力はすごい」と尊敬の眼差しを向けた。

 続いてペラ小屋も見学。ペラを叩くということは実際どういうことかを学び「こんなに小さなプロペラでボートのスピードやターンが変わってくるのですね。レースの合間も地道な作業をされているのですね」と感心していた。

 ~レース観戦「こんなに激しいとは」~
 そしていよいよ、ピットから実際のレースを観戦。目の前で繰り広げられる迫力のレースに終始感嘆の声を上げる松野さん。「初めてレースを見ましたが、本当に迫力がある。こんなに激しいとは思いませんでした」とすっかりボートレースの魅力にはまったよう。またレースから引き上げてきた選手たちを他の選手全員が手伝ってボートを移動したり、ボートに溜まった水をふき取ったりしているのを目の当たりにし「勝負の世界なのに、レース中以外はこうやって協力して助け合っているのが素敵ですね」とボートレーサーたちの人となりにも感激していた。

 「早く舟券が買いたい!」ということで場内に移動。先ほど得た知識を総動員したうえで「モーターの勝率」重視で「4―1」の2連単を購入した。「100円から購入できるのですか!?もっとお金がかかると思っていました」とびっくり。結果は「1―5―2」と外れてしまったが「外れても楽しい!舟券を買ってレースを見るのは、ただ見るだけと違ってドキドキする」と初めての経験をキラキラした笑顔で語った。

 1日レース場を満喫した松野さんは「まったく知らない世界だったので、すごく勉強になりました。選手も皆さん優しくてかっこよくて、親しみが持てますね。はまりそう!また絶対友達と来たいです」と振り返った。

 【松野さんおすすめグルメ】「モツが大好き」という松野さんのおすすめグルメは3階フードコートにある「ファイン」の串モツ(1本150円)。「しっかり煮込んであって柔らかいし、味もしっかりついていて最高です」 

 ▽松野未佳(まつの・みか) 1995年(平7)7月29日、東京都生まれの20歳。慶応義塾大学文学部国文学科2年。祖父は06年に亡くなった自民党の衆院議員だった松野頼三さん。父は維新の党・松野頼久代表という政治家一家。趣味は煮物料理で、里芋の煮っころがしが得意。中学校でテニス部、高校はゴルフ部に所属した。1メートル64、血液型O。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る