G1周年記念競走展望

【多摩川G1ウェイキーC】スポーツ法政トリオがボート初体験

[ 2015年9月2日 05:30 ]

ボートレース多摩川を訪れボートレースを初体験したスポーツ法政の3年生トリオ (左から)蟹沢さん、宮下さん、佐々木さん
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 学生スポーツ紙とスポニチのコラボ企画第2弾!今回はスポーツ法政の3年生トリオ蟹沢陽司郎さん(21)、佐々木岳さん(21)、宮下優希さん(20)の3記者がボートレース多摩川を訪れ、ボートレースを初体験。目の前で繰り広げられる白熱のレースやグルメを満喫した。

 ~レクチャー受けながら腹ごしらえ~
 西武多摩川線の競艇場前駅に降りたった3人は、胸を弾ませながらボートレース場に向かった。歩くことたった1分で正門に到着。「駅からこんなに近いなんて。思っていたよりすごく来やすい」と蟹沢さん。早速好印象を抱いたようだ。

 まずはボートレースのレクチャーを受けながら腹ごしらえ。レストラン「ウェイキー」で3記者とも多摩川名物「牛炊(ぎゅうすい)」(750円)を注文した。「お酒を飲んだ後の〆に良さそう。きょうは少し寒かったので体が温まった」(宮下さん)と牛肉と野菜をじっくり煮込んだスープが人気の逸品を堪能した。

 ~エンジン音、水しぶきに「凄い!」~
 レースについて学んだことで3記者が一番驚いたのは、毎回抽選でエンジンが決まることと、強いからといってエンジンが悪ければ勝てないということ。「ただ走っているだけかと思ったけど、奥が深い。運もあるのだな」と佐々木さん。早速ビギナーズラックを狙って舟券を購入した。「2号艇の1着は固そう」という情報から、蟹沢さんは(2)―(1)、佐々木さんは(2)―(4)、宮下さんは(2)―(6)の2連単を買って水際でレースを観戦した。生のエンジン音や水しぶきに3記者は「すごい!」と声をあげた。身を乗り出した宮下さんは「テレビで見るより迫力がある。波にボートが影響されたかどうかまで見えて面白い」と興奮気味。レースは(2)―(3)で決着。1着は的中していただけに皆がっくりだったが「100円からこんなに気軽に買えるなんて知らなかった。舟券を買ってレースを見ると熱くなる」(佐々木さん)と感激していた。

 ~「当たるという感覚がうれしい」~
 その後は、ロイヤルルームに移動してレースの予想から購入までを3記者で繰り返した。「A1級は1人だし、インコースだから逃げ切れるのでは」、「でも、エンジンの勝率は悪いからどうか」、「2号艇はスタート展示も良かったし、展示タイムも良いから気になる!」ときょう学んだ知識を生かしてあれでもない、これでもないと予想。すっかりボートレースの楽しさを知ったようだ。

 この日、唯一舟券を的中させたのは宮下さん。3連複290円を払戻した宮下さんは「(配当は)安いけど、当たるという感覚が嬉しい」と笑顔。最後は3記者とも「また来たい!」と声をそろえた。

 ~推しメンは池田&岡村~
 G1ウェイキーカップのパンフレットを見ながらルックスだけで推しメンを選んでもらったところ宮下さん、佐々木さんはともに池田浩二(37、愛知)を挙げた。「男性から見てもかっこいい」(佐々木さん)。「写真からにじみ出る渋さに惹かれる」(宮下さん)。人気実力ともに兼ね備えるトップレーサーはやはりそのオーラを醸し出しているようだ。蟹沢さんは岡村仁(31)を指名。「やんちゃそうで、何かやってくれそう」と期待した。

 ~取材後記~
 ▼蟹沢陽司郎さん とっつきにくいイメージがあったけど、ボートレースは運が左右する部分もあって、負けてもいやな気持ちにならなかった。実際来てみて、はまってしまう気持ちが分かった。きょうは的中しなかったけれど「次は当たるかもしれない」という期待がある。知識をもっとつければ勝てるかもしれないと思った。

 ▼佐々木岳さん レース場は入りづらいというイメージがあったが、それが薄れた。キャラクターを作ったり、アイドルを呼んだりと、新しいお客さんを呼ぶために色々工夫していることも分かった。もっと屋台や子どもがの遊具などがあれば、家族連れや若者も増えるのでは。予想は難しいイメージがあったけど、どこを見ればいいのかを教えてもらうと自分でも予想できた。6艇なので競馬に比べても予想しやすいし、当たるかもしれないという期待も大きい。

 ▼宮下優希さん 初めてだったけど、意外と知れば誰でも楽しめることが分かった。今まで“お金を増やすところ“というイメージが強すぎたけれど、選手を応援することの楽しみを知った。負けても楽しいと思えた。インターネットでボートレースと検索すると「イケメンレーサー」と出てくるが、そういう面もあることを知ると女性ファンも増えると思う。女性目線で言うと紙面にはぜひ顔写真を載せて欲しい。それだけで全然違う。

 ▽スポーツ法政 スポーツ法政新聞会が発行する法政大学学内唯一のスポーツ新聞。1980年創刊。4月、6月、9月、10月、11月、12月、2月の年7回発行。新聞は全て無料で(定期購読を除く)、学校内各キャンパス、各競技会場で配布されている。定期購読(年2500円)も可能。広告掲載や定期購読についての問い合わせはFAXもしくは下記メールアドレスへ。
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