【天皇賞・春】エクアの全頭診断 人気馬に隙あり!?

[ 2024年4月26日 10:30 ]

エクアの全頭診断
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 4歳馬の若さか、ベテランの経験か。世代抗争の趣がある天皇賞・春で、Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=が、出走する全馬について「ズバッと全頭評価」で臨戦、調教、血統から多角的にジャッジ。上位人気馬にも隙ありの見立てだ。

1枠1番サリエラ ドイツSライン牝系と新装後の京都芝は好相性。コーナー下手も外回りがはまれば。

1枠2番ヒンドゥタイムズ 攻めの軽快さにセン馬のキープ力を見いだせるが、そもそもこの相手では荷が重そう。

2枠3番プリュムドール 少々の不利を覚悟でインさばいた前走が4着。2、3着馬との差は詰める余地あり。

2枠4番ワープスピード ドレフォンの芝12F以上で馬券圏内はこの馬のみ。鬼っ子らしい耐久力で相手なり。

3枠5番ブローザホーン 延長の前走は道中緩んだところで行きたがった。前に壁が必須で運び方は難しそう。

3枠6番ディープボンド 以前より行き脚が鈍り、ズブくなった。すがるなら京都外回りと長丁場の適性だが。

4枠7番タスティエーラ 攻め良化した前走が案外。今回も動きは申し分ないが。阪神よりは京都がいいはず。

4枠8番ゴールドプリンセス 父も母も牧場・馬主が同じハウス配合。在来牝系同士の配合で活路開くなら消耗戦。

5枠9番シルヴァーソニック 前走は久々もあるが道悪がこたえた。仕掛けて味が出るので鞍上とは手が合いそう。

5枠10番サヴォーナ キズナ×母短距離はディープボンド的。ただ先達の4歳時ほど勢いがないのも事実。

6枠11番マテンロウレオ 前走はキャリア初の逃げ。このメンバーを見越していたなら予行演習で及第の内容。

6枠12番ドゥレッツァ 菊花賞馬ながら馬体や走りから長丁場がベストとは…。調教も絶好調とは思わない。

7枠13番スカーフェイス 22年大阪杯0秒5差6着を評価しても、現状はOP特別まで。距離も京都も微妙で。

7枠14番テーオーロイヤル 春盾はいよいよポストディープに突入。正統派のステイヤーが復権するなら最右翼。

7枠15番メイショウブレゲ ただ1頭、淀三千以上で2連対だが、戦績的にはハンデ戦巧者。坂の下りはうまい。

8枠16番チャックネイト 準OP、重賞は馬場が渋っての勝利。前走も押して押してひと伸びで消耗戦が向く。

8枠17番スマートファントム 距離が持ちそうで持たないのがハービンジャー。近親ジャガーメイルも延長に懸念。

8枠18番ハピ 初芝で前が詰まって9着。以前からの印象を言えば砂のディープボンドではあるが。

 G1天皇賞・春(28日、京都)に出走予定だったヒンドゥタイムズ(セン8=斎藤崇)が左前肢ハ行のため出走取消となった。26日にJRAが発表。天皇賞・春は17頭立てでレースが行われる。

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