藤井聡太王位が第5局で豊島九段下し王位戦3連覇 20代初戴冠と史上最年少でのタイトル獲得10期に到達

[ 2022年9月6日 19:40 ]

藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 将棋の第63期王位戦7番勝負第5局は6日、静岡県牧之原市の平田寺(へいでんじ)で第2日を指し継ぎ、後手の藤井聡太王位(20)=王将、竜王、叡王、棋聖含む5冠=が128手で挑戦者・豊島将之九段(32)を下した。この結果、シリーズ成績は藤井の4勝1敗となり、王位戦3連覇を達成。20代初戴冠と同時に史上最年少(20歳1カ月)でのタイトル獲得10期に到達した。

 藤井は「常に中盤から王が薄く、自信のない展開。(最後まで)崩れず指すことができました」と話した。

 この日の勝利で5冠をキープ。10月以降はこちらも防衛戦となる竜王戦7番勝負で広瀬章人八段(35)と対戦する。

続きを表示

2022年9月6日のニュース