ミルクボーイ「えー、ウソやん!!」 因縁の記者との直接対決は予想外の展開、そして衝撃の結末へ!

[ 2022年9月6日 17:00 ]

取材に応じるミルクボーイの(左から)駒場孝、内海崇(撮影・岸 良祐)
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 ミルクボーイVSスポニチの爆笑対決がボッ発!? お笑いコンビ「ミルクボーイ」のABCラジオの冠番組「ミルクボーイの煩悩の塊」(月曜深夜0・30)の収録現場にこのほど、スポニチがアポなしで乗り込んだ。突然の襲撃に驚きを隠せない内海崇(36)と駒場孝(36)。その背景には2人のスポニチに対する誤解が――。そして2人が“ニセ審査員”とあだ名を付けたスポニチ記者の正体とは!? 両者の初対談で新事実が次々と明らかになっていく!! ミルクボーイとスポニチ記者が激論!?する動画はコチラ

 事の発端は今春の同番組だった。ミルクボーイの2人は番組内容がスポニチアネックスで頻繁にニュースとして取り上げられていることに興味を示し、一連の記事の執筆者を予想。18年のM-1グランプリ準々決勝で舞台を下りた直後の2人に「面白かったなぁ。(準決勝に)行ってるで!」とまるで審査員のように声をかけた弊社のベテラン記者が書いていると断定した。ミルクボーイは同予選で準決勝に進出できず、また声を掛けた男性が結果的に審査員ではなくスポニチ記者と後に判明したことから、番組内で「ニセ審査員」と命名。「ニセ審査員のコーナー」をつくってしまった。しかし、この2人の番組での見解や認識には大きな勘違いが…。その誤解を解くべく、スポニチ取材班はミルクボーイと同記者の直接対談を強行したのだ。

 対談の冒頭で「ニセ審査員の古野です」と名乗り出た古野公喜記者(60)。一方の内海は、古野記者の突然の登場にビビりつつ、「こっちもいろいろと聞きたいことがありまして…。スポニチの方なんですよね?」と“不審尋問”を敢行だ。そして早速、18年のM-1グランプリ準々決勝の話に。ミルクボーイは古野記者が審査員と一緒に移動しているところを目撃。さらには「面白かったなぁ。行ってるで!」と声をかけられたことで、古野記者=審査員と勘違いしたと主張。対する古野記者は「面白かったから、声をかけずにはおれなかったんですよ。ホンマに面白かったから、ホンマに通ったと思ったから。落ちておかしいなと思った」と振り返って、悪意はなかったと主張。さらには、「M-1では審査員じゃないけど、読売テレビの賞レースでは審査員をやってたから、そこではホンマの審査員です」と明かし、ミルクボーイを驚かせた。

 実は古野記者はミルクボーイに対し、勝手に!?強い思い入れを持っている。19年のM-1グランプリの直前、ミルクボーイを取材したことを回想し、「あの時、かまいたちと和牛が2強やったでしょ。で、“2強をつぶすのは誰やろ?”ってなって、ミルクボーイがシンデレラボーイになるかもって(記事に)書いて、ホンマになって。予告したわけじゃないけど、ホンマにそういう予感があって、恥ずかしい話やけど優勝した瞬間、涙が出たんです」と告白。一見、強面の古野記者の意外な一面が判明し、対決姿勢だったミルクボーイも一転、感動の面持ちだ。

 ゴングから張り詰めていた空気は、にわかに融和ムードに。ここで内海が「毎回、ラジオの記事も書いてくれてるじゃないですか。ありがたいですよね」と感謝を口に。するとスポニチ取材班から、「古野記者はニセ審査員だけではなく、ニセライターでもあるんです。(アネックスの記事は)1本も書いてないんです」と衝撃の事実が明かされる。ミルクボーイは「えー、ウソやん!!」と口をそろえて驚がくしたが、これは紛れもない事実。古野記者はこれまでイチローやタイガー・ウッズ、さらには高倉健も取材した経歴を持つ名物記者だが、新聞や速報記事を書くことはあっても、ミルクボーイのラジオ番組に関する記事を書いたことは一度もないのだ。

 ミルクボーイが古野記者を執筆者と勘違いした背景には、今年6月のミルクボーイの会見でのやり取りがある。古野記者は「会見後、2人に『うちでいつも書かせてもらってありがとうございます』って言うたんや。で、“うちで書かせてもらってる”を“オレが書いてる”というふうに勘違いしたんや」と説明。じゃあ誰が記事を? そんなミルクボーイの疑問に答えるように、ここで本物の執筆者であるデジタル部門の岡崎淳記者(39)が登場。駒場は「こんな小さいことでも記事にしてくれるぐらいの、ごり押しできるような人が書いてると思ってました。何でこんなしょうもないことが記事になんねやろ!?ってことが多かったんで、周りが反対しても、オレはこのミルクボーイの記事出すねん!っていう人が書いてると思ってました」と、古野記者の息子ほどの年齢の記者に驚きつつ、岡崎記者に感謝した。

 内海は「最近、ちょっと記事少なくないですか?」とプチ不満を口にしつつ、「スポニチアネックスの(ニセ審査員の)コーナーが出来てから少なくなってる気がしてて、ニセ審査員が怒ってるんやと思ってました」と自身の勘違いに苦笑い。その上で「めちゃくちゃ新事実を知れました」とすっきりした笑顔。最後は正真正銘の融和ムードとなって、ミルクボーイとスポニチ取材陣で記念撮影となったのだった。

 なお、今回も記事も古野記者は書いておりません(番組はradikoタイムフリーで9月6日の25時44分まで聴取可能です)。

※ミルクボーイとスポニチ記者の直接対決の模様は
https://youtu.be/TaPykb27lXY

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