ロバート・キャンベル氏 送迎バス園児死亡「あってはならないこと」 管理体制「極めてずさん」

[ 2022年9月6日 11:08 ]

ロバート・キャンベル氏
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 日本文学研究者で東大名誉教授のロバート・キャンベル氏が6日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。静岡県牧之原市・川崎幼稚園に通う3歳女児が送迎バスに取り残され死亡したことについてコメントした。

 5日午後2時10分ごろ、通園バスの中で園に通う女児が意識を失っているのを職員が見つけた。女児は搬送先の病院で死亡が確認された。同日午前8時50分ごろにこのバスで登園したが、下車せず、約5時間にわたり置き去りにされたとみられる。バスは園長の70代男性が運転し、派遣職員の70代女性も同乗。園児は女児を含め計6人が乗っていた。

 キャンベル氏は「あってはならないこと。同乗した職員がいたということですけど、子供たちは横に倒れて眠ったりすることはよくあること。だから、先頭から見て頭が見えないからみんな降りたっていうふうに絶対に思ってはいけない。あと、出欠をとっていないんじゃないか。活動するはずの子供たちの数がそろっていないことを、把握していないというか。極めてずさん」と語った。

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2022年9月6日のニュース