テレビ東京「よだれもん家族」　秋元康氏が商品選びの「最大の関門」

テレビ東京ドラマ「よだれもん家族」に登場するお取り寄せグルメを厳選している秋元康氏
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　「お取り寄せ」をテーマにしたテレビ東京の新たな“飯ドラマ”「よだれもん家族」（日曜前11・00）。毎話登場するリアルなお取り寄せ商品は、企画・原作の秋元康氏（64）が監修し厳選している。

　その商品を決めるのが秋元氏を中心に行っている「お取り寄せグルメ会議」。工藤里紗プロデューサーは「こちらでお取り寄せグルメを探して秋元さんにプレゼンするのですが、なかなかOKが出ません。50個出して一つも通らないこともあります。最大の関門ですね」と明かす。

　ただ単に美味なだけではなく、ストーリーが描きやすいグルメを選んでいる。8月14日の放送回では「もつ鍋」が登場。真夏なのに熱い鍋、しかもひと昔前にブームになったもつ鍋をあえて今さら取り寄せる“違和感”を描いた。

　工藤氏は「ローカルなソウルフードから、ちょっとしたお土産に使えそうなもの、家族に内緒でこっそり食べたいものまで登場しています。大事件は起きませんが、毎話ちゃんと笑いがあって、グルメが笑いの中に光っています」と説明。相性のいい笑いとグルメで視聴者の食欲を刺激している。