加山雄三の妻、松本めぐみさん 2年前の夫の小脳出血で医者から言われた言葉「生命維持装置を…」

[ 2022年9月6日 14:47 ]

加山雄三
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 歌手の加山雄三(85)の妻で元女優の松本めぐみさん(75)が6日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に加山とともにゲスト出演。加山が2年前の小脳出血で倒れた当時を思い出し、涙を流す場面があった。

 加山は19年11月に軽い脳梗塞を発症。翌20年8月には小脳出血を患い、緊急搬送。同11月に退院している。

 めぐみさんは当時について「最初の脳梗塞の時は本当に軽くて、すぐに舞台復帰できましたし、そんなに大したことなくて済みましたけど」と前置きしたうえで「2020年の小脳出血の時は、主人をすぐに救急で病院に運びましたけど、子どもたちもすぐにそろってくれまして“皆様おそろいだから”と」と医者から言われたことを明かした。

 医者からは「今、小脳がどれぐらい出血しているか、明日の朝、もう一度8時ぐらいにMRIかけるけれど、それまではどうか出血が止まっていればいいけど、もしこのまま出血がどんどんあるようだったら、今は意識があっても、意識がそこでなくなる。生命維持装置を付けるか、付けないかを今、ここでご家族が(決めてくれ)」と言われたそうで、「もうその時は私たちも返事ができませんね…」と回顧。「私たち家族はみな同じ気持ちでいますから、どうか今は勘弁していただきたい。翌日、一番で参りますから、その時に、私が子どもたちと一緒に、必ずきちっと、お返事します」と返事を保留してもらったという。

 その後、コロナ禍だったが、加山はめぐみさんを呼んでいるということで、1人だけICUに入ることを許可されたといい、「お話しする時間をいただきまして“大丈夫だから頑張って!”って声をかけて帰った」と、めぐみさん。それでも「駐車場で子どもたちと肩寄せ合って泣きました」と振り返り、「こんなに今元気に、現役を復帰させていただいて、涙が出てきます」と涙をぬぐった。

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2022年9月6日のニュース