西川きよし 横山やすしさんと殴り合いもコンビ解散しなかった理由「何カ月もやる間に仲良うなって」

[ 2022年9月6日 21:49 ]

西川きよし
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 お笑いタレント西川きよし(76)が、6日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)に出演し、かつて漫才コンビ「やすしきよし」を組んでいた故・横山やすしさんとの強烈な思い出を明かした。

 番組ではやすしさんの破天荒すぎる人生を振り返った。今年で没後26年。今なお伝説的な芸人として特集される天国の相方に、西川は「幸せやね。亡くなって何十年もたつのに」とつぶやいた。

 大変だったことについて聞かれると、西川は「ぱーんと浮かぶのは京都ですね」と即答した。その日は京都で複数のステージがあったが、西川によると「1回目のステージ終わって2回目までに、やすしさんが酒を飲みに行ったんですよ。2回目のステージが、舌が回らなくてボロボロ」と、酔ったやすしさんのせいで漫才は失敗に終わったという。

 帰る道すがら、ジワジワと怒りをため込んでいた西川は、交番の前で堪忍袋の緒が切れた。「交番の前でバーン!と手が出たんですよ。2人で殴り合いして、やすしさんもメガネがバーンと(外して)。メガネしている人ってメガネ外すの早いですねえ」。ユーモアをまじえながら、相方との殴り合いの大ゲンカを振り返った。その末に「コンビ別れや!」と、双方合意でコンビ解散を決めたという。

 2人は翌朝、解散を報告しに所属事務所へ。社長は「お前ら2人が考えたんやったら、分かった。コンビ別れせえ」と、条件付きで解散を認めてくれたという。その条件とは、翌年4月までびっしり埋まっているスケジュールをすべて消化すること。西川は「“会社の信用問題やから、この仕事はこなしてから辞めてくれ”って言われて。何カ月もやる間に仲良うなってしまったんですよ」と、結局はコンビ仲は修復し、解散には至らなかったことを打ち明けていた。

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2022年9月6日のニュース