荒井幸雄、糸井嘉男、飯山裕志の常識破りで目からウロコの金言

[ 2023年1月27日 20:02 ]

ヤクルト時代の今浪氏
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 日本ハム、ヤクルトで通算405試合に出場し、引退後はスポーツメンタルコーチとして活動する今浪隆博氏(38)が27日、自身のYouTube番組を更新。現役時代にコーチ、先輩に言われ「感銘を受けた言葉」を紹介した。

 まずは荒井幸雄コーチの「バッティングは手で打つ」。日本ハムの若手時代に試合後の居残り練習が日課だった今浪氏に荒井コーチが「バットは手で持ってるよね。手で操作するんだ」と助言。「ずっと下半身で打つと言われ続けていたので衝撃受けた」が、意識を変えて打撃がよくなったという。

 次が昨季で現役引退した糸井嘉男氏の「アウトコースは引っかけて打つねん」。それまでは定石通りに左打席からアウトコースに対してバットを押っつけて左飛ばかり打っていたが、引っかけてセンター方向を意識した結果、逆方向へ強いライナー性の打球が飛ぶようになった。

 最後は飯山裕志氏(現日本ハム内野守備走塁コーチ)の「何も悪くないよ」。日本ハム時代、今浪氏がジャックルしてしまったプレーを相談すると、飯山氏は「捕ってるじゃん。完ぺきにやれることやってる。何も悪くないよ。ボールを握るタイミングが悪かっただけ」とポジティブな言葉を並べたという。今浪氏が「日本一うまかった」と尊敬する先輩の言葉がそれまで悪い所ばかり探していた自分を救ってくれたという。

 今浪氏はこれらコーチ、先輩からの言葉が「メチャクチャいきてる。財産」と振り返った。

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2023年1月27日のニュース