【センバツ一覧】出場36校決定!昨夏V仙台育英、昨春V大阪桐蔭、東海大菅生、彦根総合、社など選出

[ 2023年1月27日 16:14 ]

<センバツ発表 仙台育英>センバツ出場が決まり、帽子を投げ喜びを爆発させる仙台育英ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日に行われ、21世紀枠から出場校が順次発表された。一般選考枠は記念大会に伴い、例年より4校増。東北、関東、東海、四国の4地区が各1校増となった。

 21世紀枠の選考については 9地区から推薦された候補校の中からまず氷見と城東を選出。発表した日本高野連の宝馨会長は「9校のうち、残った7校全校が甲乙つけがたいとして、再度選出にふさわしいと思う順位を投票致しました。その中で評価の高かった3校で比較検討がすすめられ、最後は決戦投票を行いまして石橋高校を選びました」と過程を説明いた。石橋は21世紀枠候補だった過去2回はいずれも落選しており3度目の正直で悲願の甲子園切符をつかんだ。

 注目の関東・東京の“7枠目”は関東6番手として有力だった横浜ではなく、二松学舎大付が滑り込む形となった。東京大会準決勝で優勝の東海大菅生と1点差の接戦を演じた日大三も選出されなかった。発表会見で選考理由について最後の7枠目となった関東6校目の横浜と、東京2校目の二松学舎大付の比較となったと説明。エース杉山を擁する横浜を推す声もあった中、強力打線を誇る二松学舎大付の投打のバランス、総合力をより評価したとした。関東の補欠校として1番目に横浜、東京地区の補欠1番手に日大三が選ばれた。なお、直前に体罰問題で若林監督と宮原部長が解任された東海大菅生も選出された。

 出場36校は以下の通り。

【21世紀枠】石橋(栃木)、氷見(富山)、城東(徳島)

【北海道】クラーク

【東北】仙台育英(宮城)、東北(宮城)、能代松陽(秋田)

【関東・東京】山梨学院(山梨)、専大松戸(千葉)、慶応(神奈川)、健大高崎(群馬)、作新学院(栃木)、東海大菅生(東京)二松学舎大付(東京)

【東海】東邦(愛知)、常葉大菊川(静岡)、大垣日大(岐阜)

【北陸】北陸(福井)、敦賀気比(福井)

【近畿】大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)、龍谷大平安(京都)、智弁和歌山(和歌山)、彦根総合(滋賀)、履正社(大阪)、社(兵庫)

【中国】広陵(広島)、光(山口)、鳥取城北(鳥取)

【四国】英明(香川)、高松商(香川)、高知(高知)

【九州】長崎日大(長崎)、海星(長崎)、大分商(大分)沖縄尚学(沖縄)

 コロナ下で3度目の開催となる今センバツ。開会式(3月18日)の参加対象が一部から4年ぶりに出場校全選手となるなど、コロナ以前の姿を取り戻しつつある。開会式は過去2大会、第1日に試合があるチームのみが参加していたが、今年は全選手による一斉行進も実施の方向。また、コロナ下となりオンラインで行ってきた組み合わせ抽選(同10日)も同じく4年ぶりに対面で実施する。

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2023年1月27日のニュース