ロッテ育成1位・吉川悠斗、同郷左腕に弟子入り志願「ランナーが出た時の対処聞きたい」

石垣島先乗り自主トレでキャッチボールする育成ドラフト1位の吉川悠斗
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　ロッテの育成ドラフト育成1位・吉川悠斗投手（17＝浦和麗明）が春季キャンプを“学びの場”として成長することを誓った。沖縄・石垣島での先乗り合同自主トレ2日目の27日は最高気温18度だったものの、あいにくの曇り空で風も強く、肌寒い陽気となったが、新人左腕は先輩たちに交じってキャッチボール、ノックなどに意欲的に取り組んだ。

　「得意教科は体育ぐらい」と謙遜するが、高3秋に英検2級を取得するなど、勉強に「苦手意識はない」という。学ぶ姿勢は野球でも同じ。1、2軍の枠がないキャンプに向け、「アピールにもなると思うし、1軍の選手のピッチングとか練習の動きとかを学べる。今後の野球人生に生かせるようにしていきたい」と目を輝かせた。

　特に同じ埼玉県出身で左腕の小島和哉投手（26）との対面を心待ちにしている。「自分はランナーいたりするとコントロール悪くなったりするので、ランナーが出た時の対処の仕方を聞きたい」。支配下登録を勝ち取るために先輩たちに学び、貪欲に吸収していく。