【センバツ】常葉大菊川10年ぶりセンバツ！プロ注目捕手・鈴木、攻守での活躍誓う

10年ぶり5度目の選抜出場決定に歓喜の常葉大菊川ナイン
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　第95回記念選抜高校野球大会（3月18日から甲子園、毎日新聞社主催）の選考委員会が27日、毎日新聞大阪本社で開かれ、昨秋東海大会準優勝の常葉大菊川（静岡）に10年ぶり5度目の吉報が届いた。

　聖地でもその強肩ぶりは高校野球ファンの視線を釘付けにする。副将でプロ注目の鈴木叶捕手（2年）は「素直にうれしい。ずっと（主将の）平出とチームの中心としてやってきて、1つの目標が達成できて良かったです」と笑みをこぼした。

　しかし、選考理由の中で明らかになったように、東海大会3試合のチーム打率・183には4番として責任を感じている。11打数1安打0打点に終わっており「ボール球を振らされていましたし、選球眼の部分ですね。1球1球大切に磨いていきたいです」と気持ちを奮い立たせた。

　07年第79回選抜でDeNAで中継ぎ左腕として活躍する田中健二朗投手（33）とバッテリーを組み、日本一を経験している石岡諒哉監督（33）は「捕手に関しては要求が高い。良い捕手がいれば勝てる」と攻守の両方で期待も大きい。応えるべく「チームの中心選手として引っ張る。甲子園で優勝することを目指し、一戦必勝で頑張ります」と力を込めた。（小澤　秀人）