【センバツ】北海道はクラークが2年連続出場 横手投げエース新岡で甲子園初勝利狙う

[ 2023年1月27日 15:36 ]

選抜出場が決まり、新岡主将を胴上げして喜ぶクラークナイン
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 第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日に行われ、晴れの出場校が決まった。一般選考枠は記念大会に伴い、例年より4校増。東北、関東、東海、四国の4地区が各1校増となった。

 一般選考の発表が始まり、出場枠1の北海道地区からは北海道大会連覇を果たしたクラークが2年連続の選出となった。

 クラークは7日に深川市内の同校で始動。スリークオーター、サイドスロー、アンダースローの3つの投法を操る新岡歩輝主将(2年)は、横手投げに絞って勝負する方針を明かした。2連覇した昨秋の道大会7試合で防御率0・19の好成績を残した変則右腕が、甲子園初勝利をつかむために決断。昨秋の明治神宮大会の大阪桐蔭戦では5回2/3を投げて10安打12失点(自責3)。「スリークオーターは球は速くなるが、打者から見えやすい。サイドの方が球質が良く、打ちづらそう。サイドで常時140キロを出せば、変化球も生きる」と方向性を定めた。投打の大黒柱は「個人もチームも全体的にレベルアップしたい」と力を込めていた。

 21世紀枠は石橋(栃木)、氷見(富山)、城東(徳島)の3校が選出された。

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