【センバツ】社 近畿7枠目滑り込み「大阪桐蔭さんがもたらしてくれた神宮枠。大阪桐蔭に立ち向かいたい」

[ 2023年1月27日 17:29 ]

センバツの出場校に選出され歓喜の社ナイン (撮影・後藤 大輝) 
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 昨秋の近畿大会で8強入りした社(兵庫3位)が近畿の7枠目に滑り込んだ。22年度の明治神宮大会で近畿王者の大阪桐蔭が優勝。近畿地区に神宮大会枠が与えられ、その“恩恵”を受けた形だ。2004年以来19年ぶり2度目の選抜切符。昨夏に続く2季連続の甲子園だ。吉報を受け取った二塁手の隈翼主将(2年)は「選出されたことに、気持ちが引き締まる思いでいっぱいです」と慎重に言葉を選んだ。

 兵庫県3位で挑んだ昨秋の近畿大会は1回戦で天理(奈良1位)に13―7で打ち勝った。2回戦で智弁和歌山に0―7で敗れたとはいえ、投打で粘り強いチームだ。山本巧監督は「大阪桐蔭さんがもたらしてくれた神宮枠。甲子園で大阪桐蔭さんに立ち向かっていけるようなチームにしたい」と言葉に力を込めた。

 阪神・近本光司外野手、楽天・辰己涼介外野手の母校としても知られる同校。昨夏の甲子園は1回戦で県岐阜商を破った。激戦の兵庫で力を蓄えた公立校が胸を張って聖地へ乗り込む。

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2023年1月27日のニュース