合言葉は「筒井さんに恩返しを」　中野と湯浅がプロの世界に導いてくれたスカウトに侍世界一を届ける

中野（撮影・光山　貴大）
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【記者フリートーク】合言葉は「筒井さんに恩返しを」――。湯浅と中野は自身を担当し、プロの世界に導いてくれた筒井スカウトへの恩返しの気持ちを抱きつつ、戦いの日々を過ごしてきた。それは湯浅が1軍初昇格を果たし、中野がプロ1年目だった21年に結成された。“チーム筒井”だ。「その時からずっと活躍して喜ばせたいなと。自分らが（担当）1人目、2人目の選手なんで。“2人で恩返ししよう”という話は、けっこうしていました」。湯浅が、当時の中野とのやりとりを明かす。日頃から連絡を取り合う関係を「お父さんじゃないし、お兄ちゃんでもない、その間の感じ」と湯浅は表現する。要するに家族同然の間柄。最高の恩返しは、“チーム筒井”が活躍して世界一に立つことだ。（阪神担当・阪井　日向）