【センバツ】広陵の“ボンズ”真鍋が狙う大会新記録 清原&ゴジラ松井超えの4本塁打達成なるか

[ 2023年1月27日 17:20 ]

広陵・真鍋
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 第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日に行われ、晴れの出場校が決まった。一般選考枠は記念大会に伴い、例年より4校増。東北、関東、東海、四国の4地区が各1校増となった。

 打者として注目を集めるのは広陵の真鍋慧内野手だ。「高校生四天王」の一角を占める逸材で、2年秋の明治神宮大会でも2本塁打を放ち、存在感を示した。中井哲之監督から「ボンズ」の愛称を付けられた大砲。超高校級左腕の大阪桐蔭・前田をも通算3打数2安打と苦にせず、プロも注目する。一方で、神宮大会決勝で2年連続で敗れた大阪桐蔭にリベンジを誓っている。

 そんな真鍋には「記録」との戦いも注目が集まる。選抜大会の1大会最多本塁打は「3」で、1984年の清原和博(PL学園)、1992年の松井秀喜(星稜)ら11人が記録。新記録更新にも期待が掛かる。また、1大会最多安打は「13」で現オリックス投手の山崎福也(2010年)らがマーク。最多打点「13」も射程圏内とも言える。

 真鍋は昨春の選抜大会では無本塁打だったが、1回戦の敦賀気比戦で4打数3安打1打点をマークするなど、2試合で7打数4安打の打率・571。球春到来を告げる“快音”に注目が集まる。

 ◇真鍋 慧(まなべ・けいた)2005年(平17)6月17日生まれ、広島市出身の17歳。みどり坂小1年から瀬野ソフトボールクラブでソフトボールを始め、瀬野川東中では安芸リトルシニアに所属。広陵では1年夏からベンチ入りし同秋からレギュラー。2年春に選抜出場。50メートル走6秒3、遠投105メートル。1メートル89、89キロ。右投げ左打ち。

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2023年1月27日のニュース