松川虎生、佐々木朗希にエール「誰が相手でも勝ってくれる」 将来の侍ジャパン入りにも意欲

[ 2023年1月27日 16:08 ]

<ロッテ練習>浦和の室内で練習公開した松川(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの松川虎生捕手(19)が27日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレーニングを公開した。昨季はルーキーながら76試合に出場し、佐々木朗希(21)の完全試合もアシスト。2人の合計年齢38歳330日は「プロ野球における完全試合を達成した投手と捕手の最年少」としてギネス世界記録にも認定された。一方で打率・173と低迷し、盗塁阻止率は・237、捕逸6と課題も多く、危機感を持って全体的なレベルアップに取り組んでいる。

 オフには愛媛・松山市で侍ジャパンに選出されたヤクルト・中村悠平捕手(32)や日本ハムにFA移籍した伏見寅威捕手(32)らの合同自主トレに参加。スローイングや打撃について、様々なことを学んできた。中村には佐々木朗のフォークの特徴などを助言、自身はスローイングに関するアドバイスをもらったという。佐々木朗とは代表選出について「特に話していない」そうだが、「僕も活躍して侍ジャパンに選ばれたいなと感じた」と将来の代表入りに意欲を示し、WBCに臨む右腕へ「誰が相手でもチームのために投げて勝ってくれると思います」とエールを贈った。

 23日には日本テレビ「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演。バラエティー番組は初めてだったが、大阪出身らしいノリの良さで、佐々木朗の“素の部分”を見事に引き出した。「始まる前は緊張したけど、楽しもうと意識して良い時間を過ごせました」と振り返り、「また、いろいろな番組に出たい」と熱望。そのためにもグラウンドでの活躍は不可欠だ。

 打撃向上のため、バットを軽く、重心をグリップ寄りに変更。打球音にこだわり、強い打球を打つことを心掛けながらスローボール打ちなどに励んでいる。高校通算43発ながら昨季ゼロ本塁打に終わった松川は「ホームランをまず1本、打率も2割を超えないと使ってもらえないので、2割…2割3分は絶対に打てるように1日1打席を大事にやっていければ」と目標を掲げた。

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