【センバツ】東北3枠目は能代松陽が初めての春!仙台育英は「2度目の初優勝」夏春連覇に挑む

[ 2023年1月27日 15:38 ]

<センバツ発表・能代松陽>センバツ出場が決まり歓喜する能代松陽ナイン(撮影・藤山 由理)
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 第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日に行われ、晴れの出場校が決まった。一般選考枠は記念大会に伴い、例年より4校増。東北、関東、東海、四国の4地区が各1校増となった。

 一般選考の発表が始まり、出場枠3の東北地区は東北大会優勝の仙台育英(宮城)と準優勝の東北(宮城)に加えて、能代松陽(秋田)が増枠となった3校目に選ばれた。同じく同大会ベスト4だった聖光学院の2年連続7度目の出場はならなかった。甲子園に過去4度出場している能代松陽にとって春の聖地は初出場となる。

 能代松陽の選出について、日本高野連の井上康雄副会長は「秋田県1位で東北大会準決勝まで進出。準決勝で仙台育英に1-2と接戦を繰り広げた点を評価した。ベスト4では唯一の公立校で、グラウンド内外でのきびきびとした行動にも好感が持てる。投手力は力強いストレートとキレのあるスライダーが持ち味のエース森岡、斎藤の2枚看板。守りも堅く、昨夏甲子園経験者がそろう内野陣が安定。すきのない走塁とつながりのある打線でしぶとさを見せた」と述べた。

 そして昨夏、東北勢として春夏通じて初めて甲子園を制し、深紅の大優勝旗の悲願の白河の関越えを成し遂げた仙台育英。全国制覇から12日後の新チーム始動日に「2回目の初優勝という感じで最終的な目標を立てたい」と独特の表現を用いて2度目の甲子園制覇を目標に掲げていた須江監督が、夏春連覇に挑む。

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