阪神・矢野監督 村上に3打席連続被弾「いやぁまあそれは見事やしね。でもこれから対策を練らないと」

[ 2022年7月31日 22:43 ]

セ・リーグ   阪神2―4ヤクルト ( 2022年7月31日    甲子園 )

<神・ヤ>逆転負けとなり、ベンチで悔し気な矢野監督(中)(撮影・椎名 航)
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 阪神は延長11回に勝ち越し点を献上した。

 2―2の延長11回は7番手で石井がマウンドへ。2死一塁の場面でこの打席の前まで2打席連続本塁打を放っていた村上との勝負を選択。しかし、カウント2ボールから甘く入ったカーブを左翼ポール際に運ばれ、またしても、相手主砲に痛恨の一撃を浴びた。

 試合の前半は阪神ペースだったが、7回に渡辺が村上にソロ本塁打を浴びると、ここから、首位・ヤクルトのペースに。9回には阪神の守護神・岩崎が再び村上の一発を許し、あと2死から同点に追いつかれ、球場も大きなため息に包まれた。

 その後、延長戦に突入し、粘りたいところだったが、思いは届かなかった。ヤクルト戦の3連勝を逃し、これで首位・ヤクルトとは再び10ゲーム差に広がった。

 以下は矢野監督との一問一答。

 ――勝ちパターンに持ち込んだが悔しい負けに。
 「うん」

 ――村上一人にやられたが彼の打撃は。
 「いやぁまあそれは見事やしね。でもこれから対策を練らないと。まだまだ当たるんで」
 
 ――きょうのガンケルもだが先発陣がずっとゲームを作っている。
 「まあそれがね、結果にもつながっていると思うんで。うちの一番強みだし。そこはこれからもね、頑張ってもらわないとダメなところなんで。その中でもよくやってくれているなと思っています」

 ――5回は相手のミスもあってつけ込みたかった。
 「そうやね、やっぱり負けるには理由がね、やっぱりあるし。あそこで点を取れていない、作戦も決められていないっていうのもね、チームとして反省していかなアカンし。まあ、ホームランをガンガン打ってっていうチームじゃないんでね。そういうところはしっかりつなぐとか、1個のアウトでも進めるっていうところをしっかりやっていかないと。結果的に苦しい試合展開にどうしてもなってしまうんでね。そこらへんは反省かな」

 ――島田や植田の好プレーもあった。
 「いや、海のは本当に超スーパープレーで、あれは海しか捕れないと思うし。島田もね、球際で飛び込むとなかなか、目線もずれるし、難しいけど、しっかり捕ってくれたなと思います」

 ――村上には際どいところを攻めた結果だったが。
 「勝負にいった結果なので受け止めて、さっき言ったように対策を練っていかないと。ずっと打たれるってわけにはいかないので。もちろん、勝負にいった結果っていうのは、そこは受け止めています」

 ――カードは勝ち越し、ビジター9試合へ向かう。
 「何もやることは変わらないんで。いい形でできていることは多いので、そこは今まで通り、いままで以上にやっていきます」

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2022年7月31日のニュース