ソフトバンク連敗4で止めた!チーム最年長41歳和田 粘って5回1失点で3勝目 首位西武と0・5差

[ 2022年7月31日 16:25 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4ー2西武 ( 2022年7月31日    ペイペイD )

<ソ・西>4回を投げ終え甲斐(左)とタッチを交わす和田(撮影・岡田 丈靖)
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 2位・ソフトバンクは31日、本拠(ペイペイドーム)での西武戦に4―2と勝利し、連敗を4でストップ。リーグ後半戦最初の首位攻防戦で3連敗を回避し、首位とのゲーム差を0・5に縮めた。チーム最年長41歳の先発左腕・和田毅投手は5回7安打ながら1失点という粘りの投球で3勝目を手にした。

 打線は1点を追いかける2回、デスパイネ、牧原大、グラシアル、柳町の4連打で同点に追いつくと、黒瀬の左犠飛により2―1と逆転に成功。4回にはグラシアルに6号ソロが飛び出すなど2点を追加した。

 28日に支配下登録された7年目の黒瀬は新背番号「12」が間に合わず、この日は育成時代の「126」をつけプロ初先発を飾り第1打席で記念すべきプロ初打点を記録。ナインに笑顔で出迎えられ、ルーキー時代から指導を受けてきた藤本監督と熱いグータッチを交わし「追い込まれてしまったが、何とか食らいついて必死に打つことができた。最低限の仕事をすることができ、勝ち越しの一打となって良かった。初打点は素直にうれしいです」とコメントした。

 先発の和田は毎回安打を浴びる苦しい展開ながらも5回1失点と粘りの投球。初回、1死三塁から森に左前適時打を先制点を許したが追加点は与えず。2回は2死一、二塁で源田を外角高め142キロの速球で空振り三振。3回には無死一、二塁とピンチを迎えたが後続を封じ無失点。最後は低めのボールゾーンに落とすチェンジアップでオグレディを空振り三振に仕留めると、左手でグラブを軽くポンッと叩き喜んだ。

 和田は5回98球、打者23人に対し被安打7、奪三振6、与四球2の1失点という内容で勝利投手の権利を手にして降板。リリーフ陣は2番手・松本がオグレディに14号ソロを被弾するも、3番手の嘉弥真と4番手の藤井が無失点リレー。9回は5番手のモイネロが締め15セーブ目をマーク。4―2で逃げ切った。

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