阪神・才木、聖地に響いた復活のBGM「車の中で聞いていたら、凄く緊張してくる(笑い)」

[ 2022年7月31日 07:00 ]

セ・リーグ   阪神7―3ヤクルト ( 2022年7月30日    甲子園 )

<神・ヤ>リリーフカーに乗ってスタンドのファンに手を振る才木(撮影・坂田 高浩)
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 【記者フリートーク】ずっと口ずさんできた“相棒”が才木を聖地のマウンドに送り出してくれた。「あの曲、めちゃいいっすよ。聞いてて直感的にこれにしようって。聞くと自然とテンションが上がるんですよね」

 今季から本拠地での登場曲に緑黄色社会の『始まりの歌』を選んだことを教えてくれたのは開幕前だった。リハビリ期間中から「甲子園で投げるイメージをしてきた」と復活の“イメトレ”のBGMとなっていたのが、同曲。「これでマウンドに上がる…車の中で聞いていたら、凄く緊張してくるんですよ。梅干しを見たらだ液が出てくるみたいな。もう条件反射になっていましたね」と笑った。

 「1分半でちょうどサビも終わるんです」。マウンドへ走って、投球練習を終えるまでに要する「尺」もバッチリだという。サビにはこうある。「何度でも始まりの歌を歌おう もう終わりなんて決めつけてしまわないように」――。右肘手術を乗り越えた背番号35にとって“道しるべの歌”でもあった。(阪神担当・遠藤 礼)

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2022年7月31日のニュース