日本ハム2連敗 新庄監督の投手起用が“裏目”に…救援陣炎上で楽天に手痛い逆転負け

[ 2022年7月31日 20:34 ]

パ・リーグ   日本ハム5ー10楽天 ( 2022年7月31日    楽天生命 )

<楽・日>7回途中、宮西の登板を告げる新庄監督(撮影・西川祐介)
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 日本ハムは31日、敵地(楽天生命パーク)で楽天に5―10と敗れ2連敗。新庄監督の投手起用が“裏目”に出て手痛い逆転負け。4番手の宮西投手が2/3回を2安打3失点で3敗目を喫した。

 先発の根本は初回、小深田に1号ソロを浴び先制されるも追加点は与えず。3回打者14人に対し62球、被安打2、被本塁打1、奪三振5、与四球4の1失点という内容で降板した。

 1点を追う打線は3回、1死一、二塁から清宮が右中間を破る走者一掃の適時三塁打をはなち逆転に成功。さらに清宮は近藤の左犠飛により本塁へ生還し、この回3点を奪った。

 清宮は6回にもマルチ安打となる右前打により出塁。近藤の左線への適時二塁打によって一塁から激走し、一気に本塁へと生還。さらに今川の中犠飛によって5―1とリードを広げた。

 投手陣は4回から2番手として登板した玉井が2イニング連続3者凡退と好投。しかし6回から起用された3番手・井口が辰己の左犠飛により1点を失うと、7回も続投し岡島に1号ソロを被弾。続く代打・田中貴を暴投による振り逃げで出塁され、この回1死も取れないまま降板した。

 この場面に4番手として起用された宮西は浅村を右飛に打ち取るなど2死一、二塁とするが島内に右線を破る走者一掃の適時三塁打を浴び5―5の同点に。続く鈴木大に四球を与えたところで新庄監督が立ち上がり降板となった。

 この回3人目の投手となる5番手・北浦も勢いの乗る相手打線を止められず。辰己に中前適時打を浴び逆転を許すと、続く茂木には走者一掃の2点適時二塁打を浴び5―8に。この回打者一巡の猛攻を受け計6失点と救援陣が崩れたことが響き、終わって見れば10失点の大敗。後半戦最初の3連戦は1勝2敗と負け越した。

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