ヤクルト村上が2戦連発35号ソロ! 大山&岡本和に14本差&92打点独走 打たれた渡辺しゃがみ込む

[ 2022年7月31日 20:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2022年7月31日    甲子園 )

<神・ヤ>7回、村上はソロホームランを放つ(投手・渡辺)(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの主砲、村上宗隆内野手(22)が阪神戦(甲子園)で2戦連発となる35号ソロ。39本塁打でタイトルを獲得した昨季の成績に早くもあと4本に迫るとともに、今季94試合目で92打点とした。この一発で、21本塁打の大山(阪神)、岡本和(巨人)に14本差をつけている。

 「4番・三塁」で先発出場。0―2で迎えた7回だった。先頭打者として入った第3打席。“対村上用”にこの回から2番手として登板した左腕・渡辺に2球で2ストライクと追い込まれながら、1ボール2ストライクからの4球目、外角高めスライダーを捉えた。打った瞬間、それと分かる打球は広い甲子園の左翼スタンド中段に着弾。1点差に迫る貴重な一発だったが、村上は硬い表情のままダイヤモンドを一周した。打たれた渡辺はショックのあまり、マウンドにしゃがみこんだ35号。渡辺はここで降板となった。

 村上の本塁打は前夜の同戦で0―7と一方的な展開となって迎えた6回に相手先発右腕・才木からバックスクリーン左に34号2ランしたのに続いて2戦連発。村上は23日の広島戦(神宮)で放った33号ソロも2―14と大差をつけられて迎えた6回に相手先発右腕・森下から放ったもので、久々に接戦の中で放った一発だったが、表情が緩むことはなかった。

 ▼村上 打ったのはスライダー。チャンスメイクする気持ちで打席に入りました。強引にいかずコンパクトに打つことができました。

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