ペア“りくりゅう”は初志貫徹「過去の自分たちに勝つ」　20日開幕GPシリーズ

＜グランプリシリーズ/ファイナル世界一決定戦2023記者発表会見＞今季の目標はSP、フリーも自己ベスト更新の三浦璃来＆木原龍一（撮影・長久保　豊）
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　今月20日（日本時間21日）の第1戦スケートアメリカから始まるフィギュアスケート・グランプリ（GP）シリーズに向けた日本勢の会見が8日、東京・テレビ朝日本社で行われた。ペアで昨季タイトルを総なめにする年間グランドスラムを達成した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）はSP、フリーとも自己ベストを意味するスコア「83、150」を目標に掲げた。

　追われる立場となり、より難しさを増す今シーズン。木原は「私たちのテーマは毎シーズン変わらず、過去の自分たちに勝つことがテーマになる。先シーズンのSPを超える82点を超える83点、フリーは150点を出せるように」と語った。

　三浦も「先シーズン終わってから苦しむ時期もあったが、今シーズンも頑張りたい」と意気込みを口にした。

　どうすれば過去の自分たちを超えらえるのか。木原は「ぼくたちのスタイルは技術的に点数を稼ぐタイプ。歴代のチャンピオンに追いついていくには技術だけでなく表現面をもっともっと上達したい」と語り、三浦も「技術面もそうだが、表現面もパワーアップできたら」と決意を新たにした。