NZ・フォスター監督 「最後までプレッシャーかけられた」日本の成長称賛

[ 2022年10月30日 04:40 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2022   日本31―38ニュージーランド ( 2022年10月29日    東京・国立競技場 )

給水員を務めるバレット(撮影・白鳥 佳樹)
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 記録的な大勝を繰り返してきた日本を相手に、残り1分で4点差に詰められる薄氷の勝利。今年はテストマッチ3連敗、史上最悪の世界ランク5位まで落ち込み、解任危機にもひんしたイアン・フォスター監督は「最初から最後まで日本にプレッシャーをかけられた。もっと成長しなければならない」と話した。

 前半32分には曲芸のようなオフロードパスのつなぎからWTBリースのトライを生む“らしさ”で国立を魅了したが、これまでの対戦のようにセットプレーで圧倒できず、後半26分には姫野への危険なコンタクトプレーでレタリックが一発退場。ケーン主将は「14人になってから、一瞬一瞬集中しようと話した」とし、逆に刺激になったことを明かした。

 ほぼベストメンバーをそろえた中での7点差勝利。指揮官は「(以前と)体のつくりが違い、激しさを80分間通してプレーする力が付いている」と日本の成長を称賛。22日の来日以降、練習外の時間に選手がラーメン店に繰り出すなど楽しんでいることを知ってか、「選手は東京が好きすぎるかもしれない」とチクリとやった。

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2022年10月30日のニュース