渋野日向子68と伸ばし通算3アンダーでフィニッシュ 5カ月ぶり日本参戦「す~ごい帰ってきて良かった」

[ 2022年10月30日 13:50 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース最終日 ( 2022年10月30日    埼玉県 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72 )

<三菱電機レディース・最終日>ギャラリーの声援を受ける渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 28位から出た前年覇者の渋野日向子(23=サントリー)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算3アンダーに伸ばしてホールアウトした。この時点で暫定7位となっている。ホールアウト後の会見では「自分のショットの気持ちよさとスコアが全く比例していないような1日だったので、ちょっと良く分からない感じではあったんですけど…。パットが入ってくれたり、ラッキーがあった分かなという感じです」と振り返った。

 “裏街道”と呼ばれるインからのスタート。前半をボギーなしの3バーディーで折り返すと、後半は約10メートルのバーディーパットを2度沈めるなど3バーディー、2ボギーで1つスコアを伸ばした。今年から米ツアーを主戦場としており、今大会は5月のブリヂストン・レディース以来5カ月ぶりの日本ツアーでの試合だった。初日から多くのギャラリーから声援を受けた。「凄い楽しかったし、楽しすぎたくらいかな。す~ごい帰ってきてよかった」と感謝を口にした。その上で3日間の自己採点を問われ、「ショットの内容と(スコアが)比例していないので50、60点くらいかな~…いや、70点くらいにしておきます」と明るい表情で言った。

 最終日に3日間で初めての60台となる68をマークし、次戦は国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本ツアーも兼ねるTOTOジャパンクラシック(3日開幕、滋賀・瀬田GC北C)を迎える。「私が今年目標にしていた一つが、TOTOTジャパンクラシックにアメリカツアーの選手として出るということ。叶えられたのが凄くうれしいですし、4日間プレーできるのが楽しみ。もうちょっといいショットの内容が打てたら良いな、というのが今の目標ですね」と意気込みを語った。

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2022年10月30日のニュース