アメフト立命大 勝利目前の第4QにQB庭山が「痛恨」インターセプト V戦線から後退

[ 2022年10月30日 16:48 ]

関西学生アメリカンフットボールリーグ1部   立命大21ー26関大 ( 2022年10月30日    ヨドコウ桜スタジアム )

<立命大・関西大> 2Q、立命大・庭山(右)が走り込みタッチダウンを決め13-20とする (撮影・亀井 直樹)
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 立命大が関大に逆転負けを喫し、優勝戦線から一歩後退した。

 先に2TDを許す苦しい展開。それでも、第2Q0分27秒にRB平松的(いくは、4年)のキックオフリターンTDなどで反撃し、第3Q3分16秒にQB庭山大空(3年)がTDパスを通し、この試合初めてリードを奪った。

 後半は両チームのディフェンスが踏ん張り、立命大が1点差のまま、勝負の第4Qへ。立命大のパントリターンで、ボールを見送ってタッチバック(自陣20ヤードから攻撃開始)とするか微妙なところでリターンを選択。相手ディフェンスの寄りが速く、自陣5ヤードから攻撃開始となった。「ちょっと自分の心がザワつきました」。少しだけ冷静さを欠いた司令塔のパスがインターセプトされ、逆転TDを許した。

 今季初黒星を喫したとはいえ、まだシーズンは終わっていない。関学大が次節に関大を下せば、優勝、そして甲子園ボウル出場も自力でつかめる。「今日出た課題をしっかり解消して、やっていきたい」。視線を前に戻して、庭山は締めくくった。

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2022年10月30日のニュース