テニス全日本選手権、女子シングルスは21歳の坂詰が初V 全6戦ストレート勝ち

[ 2022年10月30日 04:11 ]

女子シングルスで優勝した坂詰姫野
Photo By 共同

 テニス全日本選手権第8日は女子シングルス決勝が29日に有明テニスの森公園で行われ、第1シードの坂詰姫野(21=橋本総業)が第5シードの小堀桃子(24=橋本総業)に6―3、6―3でストレート勝ち。日本テニス協会名誉総裁の秋篠宮家の次女、佳子さま(27)が観戦される前で、初優勝を飾った。きょう30日の男子シングルス決勝は第1シードの今井慎太郎(29=イカイ)と第4シードの関口周一(31=Team REC)が対戦する。

 21歳の坂詰は優勝を決めると、コートに倒れ込み涙した。8月のグランビー・ナショナルバンク選手権でWTAツアー本戦にデビューした期待の若手。強烈なフォアハンドを軸に、1回戦から全6試合でストレート勝ちを収めた。現在の世界ランキングは312位。今季は19年のプロ転向後初めて米国に長期遠征するなど新たな挑戦を始めており「目指している場所はグランドスラム。この優勝を自信にして、もっと上を目指したい」と先を見据えた。

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2022年10月30日のニュース