張本智和、WTTカップファイナル優勝逃す…王楚欽に逆転負け

張本智和
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　卓球のWTTカップファイナルズ最終日は30日、中国・新郷で男女シングルス決勝が行われ、男子世界ランキング5位の張本智和（19＝IMG）は同7位の王楚欽（22＝中国）に2―4で敗れ、惜しくも優勝を逃した。

　サウスポーの王とは過去2勝4敗だったが、10月上旬に中国・成都で行われた世界選手権団体戦の準決勝では勝利していた。第1ゲームを11―8で先取した張本だったが、第2ゲームは8―11、第3ゲームは9―11、第4ゲームと8―11と3ゲーム連続で落とし、第5ゲームは11―8で奪い返して意地を見せたが、反撃はそこまで。第6ゲームを7―11とで落とし、優勝へは届かなかった。

　世界ランキングの上位16人による大会。中国勢同士の対戦となった女子決勝は世界1位の孫穎莎（21＝中国）が、昨夏の東京五輪金メダリストで世界2位のの陳夢（28＝中国）をフルゲームの死闘の末に4―3で下して優勝した。