2位スタートの三浦佳生は充実感「自分で考えるシーズンになっている」

[ 2022年9月30日 22:15 ]

フィギュアスケート東京選手権第1日 ( 2022年9月30日    東京・ダイドードリンコアイスアリーナ )

<フィギュアスケート東京都選手権 男子SP>演技する三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子SPが行われ、昨季の四大陸選手権3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は82・15点で2位スタートとなった。冒頭の4回転サルコー―3回転トーループ、続く3回転半を成功。「途中まで良くて、トーループに行く前に勢いをつけすぎた」と後半の4回転トーループで転倒。「タイムオーバーしたこともマイナス」と振り返った。

 今季は冷静に自らの演技を見つめられており、「1個のジャンプにバッてエネルギーを使うのでなくて、ちょうど良い加減でジャンプとぶことできたり。緩急もつくようになっている。成長を感じるシーズン」と自信を深めている。26年ミラノ五輪へ向けては「し烈な争いが待っている。1歩抜けるために準備していく必要がある。ジャンプも表現も一流の選手に近づいていかないと」と話した。

 8月のげんさんサマー杯前に新型コロナウイルスに感染。「体力などのロスが大きかった」と振り返るも「少しでも早く戻すために陸トレや、トレーナーさんがついたので体幹のメニューを組んでもらったり。練習も計画的にやって、自分で考えるシーズンになっている」と語った。

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