島田高志郎がSP首位89・90点「これが当たり前にならないと」

フィギュアスケート東京選手権第1日 （ 2022年9月30日    東京・ダイドードリンコアイスアリーナ ）

＜フィギュアスケート東京都　男子SP＞演技する島田高志郎（撮影・長久保　豊）
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　男子SPが行われ、島田高志郎（木下グループ）は89・90点で首位発進し、10月1日のフリーに進んだ。冒頭の4回転サルコー、4回転―3回転の連続トーループ、3回転半を全て着氷。「やっと初めて4回転が2本入ることができた。そこがうれしい。これが当たり前ににならないと」と語った。

　今大会は拠点のスイスでもたびたび指導を受けるジスラン・ブリアン・コーチがリンクサイドで見守っていた。ジャンプ指導が的確で「毎回（指摘が）図星で、根本的に見抜かれている」と語り、今回は「ステファンや僕からのお願いをくみ取ってくれた」と経緯を語った。

　「今シーズンこそは、という強い気持ちを持っている」とするが、具体的な大会の結果などの目標設定はしていない。どれだけ楽しめるかをテーマに「試合ができる喜びを感じている。本当に自己満足の世界で、自分が満足できるように頑張りたい」と前向きに話した。