石川遼 2日目4番終了時点で腰痛のため棄権「ちょっとゴルフができるような体ではなくなった」

[ 2022年9月30日 11:24 ]

<バンテリン東海C・第2日>2番、ティーショットを放った石川遼は暫くティーグラウンドから動けず(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフのバンテリン東海クラシック(賞金総額1億1000万円、優勝賞金2200万円)は30日、愛知県みよし市の三好CC西C(7300ヤード、パー71)で第2ラウンドを行っている。

 初日2オーバーの79位と出遅れた石川遼(31=CASIO)は4番を終了したところで腰痛のため棄権した。石川が国内ツアーを棄権するのは2019年5月の中日クラウンズ以来、2度目。

 「一昨日(9月28日)からちょっと張りがあったんですけど、プロアマと昨日(第2ラウンド)は何とかゴルフができるような感じでやってたんですけど、思ったような体の動きが全くできなくて、昨日も治療して良くなったかなと思ったんですけど、悪くなっていったって感じですかね、きょうの方が。それでちょっとゴルフできるような体の状態ではなくなってしまいましたね」

 この日は今大会がプロデビュー2戦目の超大物ルーキー・中島啓太(22=フリー)と今季ツアー1勝の若手有望株・桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)と1番からスタート。出だしからショットは左右に大きくブレ、棄権を決めた4番まで4連続ボギーという苦しいゴルフを続けていた。

 朝の練習場では何度も股関節周りを緩めるストレッチを繰り返し、隣で打っていた星野陸也(26=興和)に「湿布持ってない」と尋ねる場面もあった。競技をスタートしてからもコース上でストレッチを続けたが、症状は改善しなかった。

 「足から来てるかなって感じはしますね。結果、痛みは腰なんですけど、足とか股関節、臀部(でんぶ)っていうところも痛くて。腰から下が全部固まってるような感じです。ずっと立ってて一歩踏み出すときにどうやって踏み出したらいいのかって感じなので。股関節周りとかか大分悪いのか。まずはしっかり治さないと。残念ですね」

 急に肉離れのような症状が現れた2019年中日クラウンズとは全く違う症状での今回の棄権。週末は安静にして様子を見ながら必要なら病院などで診察を受けるという。

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2022年9月30日のニュース