柔道世界選手権代表 5月開催伴い2月までに決定 パリ五輪躍進見据え

[ 2022年9月30日 05:10 ]

 全日本柔道連盟は29日、理事会を開き、例年秋に行われる世界選手権が来年は5月に開催されることに伴い、遅くとも2月までに代表選手を固めることを決めた。今年10月の世界選手権優勝者が12月上旬のグランドスラム東京大会も優勝すれば代表に決定。さらに12月下旬のマスターズ大会後に、1番手と2番手以下の選手の差が明らかと判断した場合、強化委員会の承認を経て代表に決まる。それでも未決定の階級は、来年1月下旬に代表決定戦を開催。2月の国際大会後まで最終判断を持ち越す可能性もあるという。

 来年の世界選手権は、24年パリ五輪の代表選考でも最重要の大会。例年は4月の全日本選抜体重別選手権が最終選考会となっており、異例の早期決定でメダル量産を目指す。

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2022年9月30日のニュース