17歳のアマ馬場咲希 後半スコア崩すも予選通過確実「8番以外は悪くなかった」決勝Rでの優勝争い期待

[ 2022年9月30日 17:10 ]

日本女子オープンス第2日 ( 2022年9月30日    千葉・紫CCすみれC )

<日本女子オープンゴルフ選手権・2日目>番、バーディーパットを惜しくも外す馬場咲希(撮影・西尾 大助)
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 22位で出た全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(17=代々木高2年)は2バーディー、3ボギーの73で回り、通算2オーバーでホールアウトした。午前組が終了した時点で順位は24位だったが、午後組のスコアが伸び悩み順位を上げた。

 「今日は昨日と同じなんですけど、前半凄く良い感じで、前半の最後にバーディーがきた。後半も4番まで凄く良い感じできていていました。でも5番からはガタガタと崩れてしまった。8番(のボギー)は予想外だったんですけど、それ以外を考えたら悪くはなかったのかなと思います」

 2日目はインからスタートし、前半は我慢のゴルフ。10番で4メートルのバーディーチャンスを外すと、12番で2メートル、13番で3メートルを決めきれず嫌なムードが漂う。しかし、18番で残り63ヤードからの3打目を58度のウエッジで2メートルに寄せ、バーディーを奪いガッツポーズを見せた。この時点で一時4位まで順位を上げた。

 「17番までピンチもあったし、バーディーのがしのパーもあって、今日も耐えていこうとやっていました。18番でチャンスについて、これを取れたら良いと思って、バーディーを取れたので凄くうれしいガッツポーズでした」と振り返った。

 後半の4番パー5でもバーディーを奪うが、その後はボギーが続く。5番で第2打をグリーン奥のラフに入れ、7番では第3打が木に当たるミスショット。8番では90センチのパーパットを外した。

 「(ラウンドの途中で順位)ボードに名前が載っていたので、凄くうれしいなと思ったんですけど…。そこからボギーを打ってしまい、載らない位置にいってしまった。そこは悔しいです。昨日も後半で集中力が続いていないような気がして…。簡単なミスをしてしまっているので、ショットのどこかが悪いという訳ではないかなと思います」

 この日は午前7時30分の早朝スタートだったため、午前4時に起床して準備した。元々、食が細く、連戦が続くとすぐに体重が落ちてしまうのが悩み。しかも今大会は女子ゴルファー日本一を決める国内最高峰のトーナメント。緊張感と試合の重圧でいつもより食事が喉を通りにくくなっているようだ。

 スタミナ切れを防ぐためにラウンド中はゼリーを口にしていたが、「少しおなかがすいていました」と苦笑いした。

 それでも初めての国内メジャー挑戦で目標の予選通過をクリア。「上位にいけば、強いプロと回れるのでそこを目標にしたいです」と決勝ラウンドに向け意気込みを語っていた。

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2022年9月30日のニュース