小祝　自然体で1差2位、初メジャーVへ「若い子たちに負けないように」

女子ゴルフツアー　日本女子オープン第1日 （ 2022年9月29日    千葉　紫CCすみれC＝6839ヤード、パー72 ）

16番、ティーショットを放つ小祝（撮影・西尾　大助）
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　国内ツアー最高峰の大会であるメジャー。だけど、小祝はあえて「考えないようにしよう」と決めている。これまで気合を入れて挑んだ過去の大会で、空回りしてショットが荒れた経験から。その自然体な姿勢が、2位の好発進につながった。

　「メジャーだから頑張りたい思いが強かったけど、いつも通りにやろうと。ティーショットが安定して、そこが凄く大きかった」

　この日、アンダーパーはわずか8人。深いラフが待ち受ける難セッティングで、ティーショットの精度がスコアを支えた。ボギーは1つだけ。前半13番パー4で第2打を1メートルにつけ、ここから5つのバーディーを重ねた。

　今季はメジャー第2戦で優勝した19歳の川崎ら、若手の躍進が目覚ましい。自身もまだ24歳だが、「もうこんな年なのかと。傷の治りが遅くなった…」とさくら節。その上で「若い子たちに負けないように頑張りたい」とも言った。今大会は19年に畑岡、20年に原、昨年は勝と同じ黄金世代が制している。その流れにも乗って通算8勝目を初のメジャータイトルで飾る。