坂手主将「テストマッチのメンタリティーで」ラグビー日本代表 10月1日今秋初戦

[ 2022年9月30日 12:30 ]

前日練習のウオーミングアップでリラックスした表情を見せる坂手淳史主将
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 ラグビー日本代表は30日、あす10月1日の「アサヒスーパードライチャレンジシリーズ2022」オーストラリアA代表第1戦(東京・秩父宮ラグビー場)を控え、会場で練習を行った。試合は非テストマッチでキャップ対象外。日本代表は「ジャパンXV」として、オーストラリア代表のセカンドチームであるA代表と対戦する。

 今夏に続き主将を務めるのはフッカー坂手淳史(埼玉)で、試合でも2番で先発出場する。練習は冒頭15分のみが報道陣に公開され、坂手ら選手はリラックスした表情でウオーミングアップやボールを使ったスキル練習に取り組んだ。

 練習後、取材に応じた坂手は「チームはいい感じ。1カ月トレーニングを積んで、ラグビーの深さも結構理解している。久しぶりのゲームだけど楽しみ」と待ち望んだ。見方によってはオーストラリアA代表との3連戦は、その後に続くニュージーランド、イングランド、フランスといずれ劣らぬ強豪とのテストマッチに向けた“ウオーミングアップマッチ”ともとらえられるが、「まずしっかり結果を出す。(テストマッチと)全く違いはない。週初めにテストマッチのメンタリティーで行くとチームに伝えた。そのファーストゲーム。テストマッチのメンタリティーと準備で挑む」と必勝を期した。

 計6試合を行う今秋のキーワードは「ベースキャンプ」だ。「W杯という山をしっかり登る過程で、今は基礎を作る時期。前回(今夏)のシリーズもそう。ベースキャンプは本番で結果を残すために重要」と説く。基礎をしっかりと作り、前回大会を超える4強入りを目指す23年W杯へ。2万人近くのファンで埋め尽くされることが予想される秩父宮から、秋のキャンペーンを開始する。

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2022年9月30日のニュース