【世界陸上】リレー侍 サニ代役はスズキの鈴木「最大のパフォーマンスを」

[ 2022年7月22日 13:59 ]

陸上・世界選手権第7日 ( 2022年7月21日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

ウォーミングアップする鈴木(左から3人目)ら日本の選手たち
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 男子400メートルリレーにエントリーしているサニブラウン(タンブルウィードTC)が、22日(日本時間23日)の予選を欠場することが決まった。疲労などによるコンディション不良で、23日(日本時間24日)の決勝に進んだ場合も欠場が見込まれる。

 エースが走るはずだった2走の代役は鈴木涼太(スズキ)に決まった。城西大出身の23歳で、100メートルの自己ベストは10秒22。スズキでは総務部スポーツ事業グループに所属している。昨年の世界リレーでは2走を務めて日本の3位に貢献。現地で調整を続けており「どこの区間で走っても最大のパフォーマンスを出せる状況をつくれるように準備したい」と話してきた。

 新型コロナ陽性となった小池祐貴(住友電工)に続いてサニブラウンも不在となったが、高平慎士コーチは「チャレンジできることが大事。予定していた2走が使えないけど、安全なリレーをする必要性は全くない」と前を向く。そして、鈴木への期待感を口にした。

 「どこでもいけるスーパーサブで、準備をしてくれている。緊張するとは思うけど、坂井くんがしっかりいい位置で持ってきてくれると期待しているので、調子のいい上山くんにうまくつなげてくれれば。自分自身の走りを通してくれたらいいなと思っています」

 21日の調整では、鈴木から上山紘輝(住友電工)にバトンをつなぐ練習などを実施した。日本は予選2組で米国や英国らと戦う。

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2022年7月22日のニュース