今季2勝目目指す稲見 「私は死んだと思いました」と不安定なショットを嘆くも依然V圏内

[ 2022年7月22日 17:33 ]

大東建託・いい部屋ネット・レディース ( 2022年7月22日    北海道札幌市 滝のCC(6560ヤード、パー72) )

9番、ティーショットを放ち笑顔で移動する稲見(撮影・会津 智海)
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 女子ゴルフの大東建託・いい部屋ネット・レディース(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円)は22日、北海道札幌市の滝のCC(6560ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 首位に1打差の3位からスタートした稲見萌寧(22=Rakuten)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、首位に5打差の通算9アンダー、4位と依然、好位置をキープしている。首位に1打差の3位からスタートした同じ北海道出身の菊地絵理香(34=フリー)が通算14アンダーで単独首位に立っている。

 「私は死んだと思いました。もはや諦めていい意味で適当にやろうって」

 出だしの10番パー5(520ヤード)で第1打を大きく右に曲げてボギー。続く11番パー3(165ヤード)でも第1打をグリーン右奥に外した。「イメージが出なさすぎて気持ち悪い。見た目が悪い訳じゃないし、良く分かんなくなって」と不安定なショットに一瞬、集中力が切れかけたが、昨季の賞金女王らしくここから立て直して5バーディー。最終9番パー4(365ヤード)では153ヤードの第2打を6Iでピン左50センチに付ける納得のショットも飛び出した。

 「スコアは80点ですけどショットは30点。自分のスイングはその日暮らし」

 67で回った初日よりショットの自己採点は10点下がったが、それでいて依然、V圏内。残り2日間、地力の差で逆転Vを目指す。

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2022年7月22日のニュース