照ノ富士と逸ノ城がともに勝利し優勝争いは千秋楽決着へ 貴景勝も正代との大関対決制し逆転Vへ望み

[ 2022年7月22日 17:58 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2022年7月22日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所13日目>若隆景(左)を攻める照ノ富士は押し出しで破り2敗を守る(撮影・奥 調)
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 大相撲名古屋場所は22日、13日目の取組が行われ、2場所連続優勝を狙う横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は関脇・若隆景を下し8連勝で首位タイをキープ。同じ2敗の平幕・逸ノ城が不戦勝したため、優勝争いは千秋楽までもつれることになった。

 今場所は新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大により休場力士が続出。前日には「両者不戦敗」まで発生した。この日も芝田山、片男波、伊勢ノ海、追手風の4部屋から感染者が出てしまい関脇・大栄翔や8勝4敗の錦木と翔猿、関取最年長37歳の幕内・玉鷲などが休場することに。中入り後の取組18番のうち、7番が不戦となる異例の事態となった。

 興行への打撃が深刻さを増すなか、優勝争いは2敗で横綱・照ノ富士と平幕の逸ノ城がトップを並走。逸ノ城は同じ平幕の錦木に不戦勝で2敗をキープ。照ノ富士は関脇・若隆景を押し出しで下し8連勝。両者譲らず11勝2敗とした。

 首位を1差で追う貴景勝は、前日にカド番を脱出した正代と激突。押し出しで注目の大関対決を制し、10勝3敗で優勝争いに踏みとどまった。

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