正代 出だし1勝4敗から変身7連勝カド番脱出

[ 2022年7月22日 04:30 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2022年7月21日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所12日目>正代は押し出しで碧山(手前)を破り勝ち越しを決める (撮影・奥 調)
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 大関・正代が1勝4敗から7連勝で勝ち越し、カド番を脱出した。

 碧山の突っ張りを下からあてがい、相手の引きに乗じて一気に押し出し。「凄く、ホッとしています」。一つ息をついた安堵(あんど)の表情に実感がこもった。不調だった序盤は精神的にも不安定で「部屋に帰ってもどこか休まらなかった」という。低く当たれるように立ち合いの角度と踏み込みを改善。間垣親方(元横綱・白鵬)の助言で取組前の準備運動を増やしたことも復調につながった。

 首位と2差で優勝争いに名を連ねる。「ここで気を抜かず、また気合を入れ直す」。1勝5敗からカド番脱出した春場所の再現どころか、その時よりも好成績で立ち直った大関は、最後まで責任を果たすことを誓った。

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2022年7月22日のニュース