原英莉花 大漁7バーディー 吉兆シロカジキ?68で2差9位発進

[ 2022年7月22日 02:30 ]

女子ゴルフツアー 大東建託いい部屋ネット・レディース ( 2022年7月21日    北海道・滝のCC=6560ヤード、パー72 )

9番、パーセーブしホールアウトする原(撮影・会津 智海)
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 ツアー4勝の原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)が7バーディー、3ボギーの68をマークし、今季初優勝へ首位と2打差の4アンダー、9位の好スタートを切った。韓国の全美貞(ジョンミジョン)(39)と三ケ島かな(26=ランテック)が6アンダーで首位を並走。稲見萌寧(22=Rakuten)ら6人が1打差の3位に付けた。

 トップ10発進は初日4位だった3月の開幕戦ダイキン・オーキッド・レディース以来、17試合ぶり。今季まだ勝ち星のない原がシーズン折り返しの試合で復調への足掛かりをつかもうとしている。

 「きょうは3匹くらい普通の魚が釣れたかなって感じです。大物はこれから」

 試合のなかった先週、気分転換に出掛けた地元・神奈川県沖の船釣りで希少種のシロカジキ90キロを釣り上げた。プロ転向2年目の19年から毎年勝ち星を積み重ねるが、今季はほけんの窓口レディースの5位が最高。持病の腰痛もあってポイントランクはシード圏外の64位だが、大物を釣り上げたことが吉兆に。6番では「カップ6個分曲がるめっちゃ難しいラインでした」と振り返る下り3メートルのパットを沈めるなど、初日出場選手最多の7バーディーの“大漁”だ。

 大会前には師匠・尾崎将司(75)から「ミスはするもの。あとは頭の中だけだ」と助言を受けた。ミスを恐れず常に戦う気持ちを持つ原らしい強気の攻めも戻ってきた。

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2022年7月22日のニュース