NFLカージナルスのQBマーリーが契約を5年延長 平均年俸は史上2位の63・6億円

[ 2022年7月22日 08:18 ]

総額2億3050万ドルで契約を5年延長したカージナルスのQBカイラー・マーリー(AP)
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 アリゾナ州グレンデールに本拠を置いているNFLカージナルスで4シーズン目を迎えているQBカイラー・マーリー(24)は21日、同チームと契約を5年延長することで合意。来季となる2023年シーズン以降の5年で、AP通信やスポーツ専門局のESPNによれは総額は2億3050万ドル(約318億円)で、このうち1億6000万ドル(約221億円)が保証されている。

 大きな故障もなく“満額”を受け取った場合の平均年俸は4610万ドル(約63億6000万円)。これは3年、1億5080万ドル(約208億円)で契約しているパッカーズのQBアーロン・ロジャース(38)の5027万ドル(約69億4000万円)に次いで平均年俸としては史上2番目の高額となった。保証額としてもブラウンズと契約したショーン・ワトソン(26)の2億3000万ドル(約317億円)に次いで2番目。今季マーリーは年俸678万ドル(約9億4000万円)でプレーするが、来季以降はそのサラリーが6・8倍増となる。

 マーリーは178センチ、94キロと小柄なQBながらオクラホマ大時代に全米最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞。2019年のドラフトでは全体トップで指名され、昨季までの3シーズンで46試合に出場してパスで70TD、ランで20TDをマークしていた。

 デビューからの3シーズンで、通算パスTD70+通算ランTD20+パス獲得3500ヤード以上(1シーズン)+ラン獲得400ヤード以上(1シースン)+パス成功率70%以上を17試合記録したQBはマーリーが初めて。なおカージナルズは昨季11勝6敗でプレーオフに進出したが、NFC1回戦でラムズに11―34で敗れている。

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2022年7月22日のニュース