松田凜日が15番で先発 ラグビー女子日本代表 24日に南アと対戦

[ 2022年7月22日 19:57 ]

オンライン会見で笑みを浮かべるラグビー女子日本代表のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ
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 ラグビー女子日本代表(サクラフィフティーン)は22日、今年10、11月に開催されるW杯ニュージーランド大会に向けた国内強化試合初戦となる太陽生命チャレンジシリーズ2022第1戦・南アフリカ戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)の登録メンバー23人を発表し、プロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)、FB松田凜日(20=日体大)らの先発が決まった。世界ランキングは日本が12位、南アフリカが13位で、南アもW杯出場が決まっている。

 オンライン会見に臨んだレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)はメンバーのセレクションポリシーについて、「現段階ではいろんな選手(の起用に)トライしたい。我こそは、という選手にチャンスを与えた」と話した。ノンキャップは14番で先発する磯貝美加紗(26=ながとブルーエンジェルス)を含む3人がメンバー入り。5月のオーストラリア遠征ではCTBやWTBで起用した松田は、父でW杯4大会連続代表の努氏と同じくFBで先発と、開幕まで3カ月を切った本番を見据えた起用となった。

 女子日本代表は今月10日から釜石で強化合宿を実施。これまでに選手・スタッフ等を合わせ10人の新型コロナウイルス陽性者が出ておりメンバー選考にも制約が掛かったもようだが、強化は順調に進んでいる様子。マッケンジーHCは「南アはフィジカルなゲームをやってくると予想している。日本はボールをしっかり動かし、自分たちのスタイルを遂行したい」と宣言した。

 チームは第1戦後は30日に南アと第2戦(埼玉・熊谷ラグビー場)を戦う。その後はいったん解散し、8月から再び強化合宿を再開。世界ランキング7位のアイルランドとの2連戦を経て、その後にW杯の最終メンバーを発表する見通しとなっている。

 ▽女子日本代表登録メンバー
1 南 早紀(横河武蔵野)※主将
2 永田 虹歩(国際武道大)
3 北野 和子(三重パールズ)
4 玉井 希絵(三重パールズ)
5 吉村 乙葉(アルカス熊谷)
6 斉藤 聖奈(三重パールズ)
7 長田 いろは(アルカス熊谷)
8 小西 想羅(横河武蔵野)
9 阿部 恵(アルカス熊谷)
10 今釘 小町(アルカス熊谷)
11 名倉 ひなの(横河武蔵野)
12 中山 潮音(横河武蔵野)
13 古田 真菜(東京山九フェニックス)
14 磯貝 美加紗(ながとブルーエンジェルス)
15 松田 凜日(日体大)
16 ラベマイ まこと(横河武蔵野)
17 鈴木 実沙紀(東京山九フェニックス)
18 左高 裕佳(弘前咲良オーバルズ)
19 川村 雅未(RKUグレース)
20 永井 彩乃(横浜TKM)
21 安尾 琴乃(ブレイブルーブ)
22 山本 実(三重パールズ)
13 向来 桜子(日体大)

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