立正大が8年ぶり1部復帰 元日本代表SH指揮官対決は堀越監督に軍配

[ 2021年12月11日 15:44 ]

関東大学ラグビー リーグ戦グループ1・2部入れ替え戦 ( 2021年12月11日    熊谷ラグビー場 )

<大学ラグビー専修大・立正大>後半9分、ツヴュニボノが飛び込みトライを決める (撮影・森沢裕) 
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 2部1位の立正大が1部8位の専大を53―47で破り、2014年以来8年ぶりの1部復帰を果たした。1999年に元日本代表SHの堀越正己監督が就任後、1部昇格は3度目。元日本代表SHの村田亙監督率いる専大は5年ぶりの2部降格となった。

 前半はシーソーゲームだった。立正大が前半12分、No・8エパラマ・ツヴュニボノ(3年)のトライで先制すれば、専大も同15分、SH友池駿汰(3年)が左中間に抑えて7―7と追いついた。立正大は20分、FB五十嵐拓星主将(4年)が約40メートルのPGを決めて10―7とリードしたが、専大は37分に右中間ゴール前ラックから大きくパスを飛ばし、CTB平山壮太主将(同)が左中間へ逆転トライ(14―10)。立正大が前半ラストプレーでPGを決め、14―13と専大の1点リードで折り返した。

 後半開始からは一転、立正大ペースとなった。4分、専大のゴール前からのキックをチャージし、ロック永田優大(4年)が右中間に抑えて18―14と三たびリード。9分にラインアウトのこぼれ球を拾ったFB五十嵐主将がゴール前へ持ち込み、ツヴュニボノが左中間へねじ込むと、13分、15分、17分と一気の5連続トライで46―14と差を広げた。1トライを返されたあとの24分にはサインプレーでCTB吉埜大地(同)が鮮やかに抜け出し、53―21とするトライ。専大もそこから4連続トライで6点差まで詰め寄ったが、反撃及ばなかった。

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