ラプターズの渡辺が6試合連続で3Pを成功 チームは接戦を制して12勝目

[ 2021年12月11日 12:02 ]

ニックスのバレットをマークするラプターズの渡辺(AP)
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 ラプターズの渡辺雄太(27)が10日、地元トロント(カナダ)で行われたニックス戦で今季7試合の出場を果たし、第2Qの1分21秒、新人ガードのダラーノ・バントン(22)のアシストを受けて右のコーナーから3点シュートを成功。後半は無得点に終わったが、この日は17分の出場で4得点、4リバウンドとスティールとブロックショットを1つずつをマークした。

 試合はラプターズが90―87(前半50―42)で競り勝って12勝14敗。ここ4戦では3勝目を挙げ、ホームでのニックス戦では10連勝を飾った。

 渡辺はこれで6試合連続で3点シュートを成功。昨季の成功率は40・0%だったが、今季の成功率は34・6%(26本中9本)となった。3点シュートの最長連続成功記録は昨季の8試合。自身の記録にはあと「2」と迫っている。1試合平均の試投数と成功数も1・8と0・7→3・8と1・3にアップ。今季の平均得点は5・4で、これも昨季の4・4を上回っている。

 ラプターズは第1Qの9分26秒に30―10と20点をリード。しかしここから第2Qにかけての9分51秒間でのスコアは9―29で、第2Qの7分17秒には39―39と同点に追いつかれた

 それでも第4Q終盤の接戦を制してホームでは今季14戦で5勝目。チーム最多の22得点をマークしたゲイリー・トレントJR(22)が、86―87で迎えた第4Qの残り1分11秒、味方がオフェンス・リバウンドを2度キープしたあとにこの日5本目の3点シュートを沈め、これが決勝点となった。

 フレッド・バンブリート(27)は17得点と11リバウンド、パスカル・シアカム(27)は13得点と12リバウンド、新人のスコッティー・バーンズ(20)も12得点と自己最多の15リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 敗れたニックスも12勝14敗。ここ6戦では5敗目を喫し、ラプターズと同率ながら東地区全体で11位から12位に順位を下げた。

 なおラプターズは現在、今季最長のホーム7連戦を消化中。二ックス戦はその6試合目で、13日にはキングスと顔を合わせる。

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